米国務省がジョージア非難声明 親ロシア与党、EU加盟交渉凍結
【ワシントン共同】旧ソ連のジョージア(グルジア)による欧州連合(EU)加盟交渉の凍結に対し、米国務省は11月30日「EUと北大西洋条約機構(NATO)への完全統合を目指すという、憲法に刻まれた国民との約束をほごにした」と親ロシアの与党「ジョージアの夢」を非難する声明を発表した。 米国はジョージアとの戦略的パートナーシップを停止した。声明は国民の大多数が欧州への統合を支持していると指摘し、国民の抵抗を抑圧するなど反民主主義的な動きがみられると批判した。