77歳・泉ピン子、驚きの年金額と物価高に怒り「シャネルもエルメスも何の役にも立たない」
女優の泉ピン子が30日、フジテレビ系特番「超しらべてみたら」(午後5時)にVTRで出演。年金への怒りをぶちまけた。 【写真】泉ピン子、意外すぎる超人気の若手タレントと2ショ 取材に訪れたスタッフから冒頭、「おいくつになられましたか?」と聞かれた泉は「聞くか!」と一喝したのち「77歳」と答えて健在ぶりをみせた。 デビューは18歳だった1965年で肩書きは歌謡漫談家。当時のギャラは1日500円で「つらくないわよ。お金ないのが当たり前。ポール牧師匠をおだてたらご飯おごってくれるし、(内海)好江師匠はくっついてくるし、電車賃だけあればいいんだから」と苦労はしていなかった。 70年代に入り萩本欽一のコント番組に出演したのち、「おしん」「渡る世間は鬼ばかり」で女優としてブレイクした。当時は「稼いでた。すっごい稼いでた。一番ギャラがいい時の役者。フジテレビは2時間ドラマの3、4シーンで500万円くれた」とぶっちゃけた。 ところが50歳の時、元事務所との金銭トラブルが発生し3億円の借金ができた。「1か月500万円以上返してくれって言われたの。けど簡単に返せた。3年くらいで借金全部返しちゃった。その後1億円で、キャッシュで熱海の家を買った」と豪快エピソードを淡々と語ってみせた。 年金については「年金て知らなかったのよ」といい、2か月で8万8263円の振り込みであることを公開。かつては休日、デパートでブランド品を買いあさることもあったが「着るところがない」のが現実。77歳になった今は物価高も直撃し、貯金を切り崩す生活で「誤算は金を残さなかったこと。シャネルもエルメスも何の役にも立たない。宝石も。ただの石」との境地に至った。「ふざけんな、バカヤロウ国!1か月4万円で生活できるわけねーだろう。裏金どこいったんだ。腹立つよ本当に。政治家になれって何人に口説かれたか。なっときゃよかった」と後悔を口にした。石破茂首相には「やっとなりたかった総理大臣になってる時に、居眠りすんな!そういうとこばっか、テレビって狙ってるから気をつけなさい」と笑いながらアドバイスしていた。
報知新聞社