【穴場】定番人気のSUVのなかで隠れ名車と言われているフランス車とは?
SUV人気が続いている昨今。人とはちょっと違ったおしゃれなSUVを探している……という人は少なくないでしょう。そんな人にぜひお薦めしたいのが、欧州製のSUV。国産のSUVもいいけど、おしゃれで独特の個性が感じられる欧州SUVも魅力です。なかでもフランスの同門SUV3台をピックアップし、ご紹介します。 絶滅危惧FRセダン「マークX」はチョイ悪オジサンだけのものではなく、実は平成名車
■大人気のコンパクトクラスに大胆な個性が光る 「2008」
プジョーのSUVにおいて、もっともコンパクトなモデルが、この「2008」です。コンパクトハッチバックの208のSUV版という位置づけで、現行型は2019年に登場しました。
近年のプジョーのデザインモチーフといえば、ライオンのかぎ爪をイメージしたシグネチャーライトが特徴的。クラムシェルで厚みのあるボンネットフードや立体的な造形のサイドパネル、力強い前後バンパーなどのディテールに、LEDで配置された3本のラインが精悍で斬新な印象を加えています。
インテリアも、トップとボトムをカットした小径ステアリングと、その上から覗く高い位置に配置されたデジタルインストルメントパネル、そして奥行きのある3D表示のメーターを組み合わせた「3D i-Cockpit」など、個性的でインパクトある内容。未来的にも感じられる造形ではありますが、運転中の視線移動を少なくし、ドライバーの反応速度を向上させるといった実用面での効果もあるそうです。
ラインアップは1.2Lガソリンターボエンジンと1.5Lディーゼルターボエンジンの2種類で、どちらも電子制御の8速ATと組み合わせられます。プジョーのクルマは、小気味良いハンドリングとキビキビとした走りが魅力ですが、2008は、実用的な燃費性能とプジョーらしい走りをバランスよく楽しめるモデルです。
■彩りのある休日を過ごしたいときにぴったり!! 「3008」
その2008よりもひとクラス上に位置するのが、「3008」です。ボディサイズは全長4450mm×全幅1840mm×全高1630mm。マツダのCX-5とCX-30の間ぐらいの大きさです。