石破首相就任でもまだまだ「日本株は上昇する」と断言する
8月に乱高下した日本株。筆者が足元までの回復を見通せた理由とは?(写真:ブルームバーグ)
8月の急落以降ここまでの筆者の相場観について、執筆を担当しているマネックス証券「ストラテジーレポート」のタイトルから振り返りたい。 8月半ばには「戻りもいいところまできた」というレポートを書いた。急落後にみられる当然の初期反騰局面も目先ここまで、という内容だ。実際、日経平均は3万8000円台を回復したあと上値の重い展開が続き、9月に入った途端、再び大きく崩れた。筆者は、8月の暴落時に「2番底に注意」と警鐘を鳴らしていたが、早くも二番底模索の展開となるのか慎重な見極めが求められる局面だった。筆者は9月13日付で「2番底の可能性が低い理由」というレポートを発表、今回は二番底は避けられそうだと述べた。それに呼応するかのように日経平均は底入れの兆しを見せ始めた。
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広木 隆