走りながら腹筋・背筋を鍛えるのがランナーの新常識 EMSで体幹はどう鍛えられるのか?
SIXPADでは腕や脚などにもフォーカスしたEMS製品を展開しているが、もっとも需要があるのは、腹部にアプローチできる製品だという。男性なら「ぽっこりお腹を凹ませたい」「シックスパックを作りたい」、女性なら「下腹部を引き締めたい」「くびれを作りたい」といった声が多いよう。これらのニーズに応えるために、Core Beltを装着しながら(ランニングなどの) 全身運動と併用したり、SIXPAD HOME GYMのレッスンを受けられるようにしました。
アスリートランナーのための「SIXPAD RUNNING METHOD」
SIXPADは日本ランニング協会と「SIXPAD RUNNING METHOD(シックスパッド ランニングメソッド)」を共同開発し、Web上に公開している。
「私たちは、さまざまなアスリートにSIXPAD製品を使ってもらおうと日々グラスルーツ活動をしているのですが、その一環で日本ランニング協会の方たちとお会いしたときに、Powersuit Core Beltに非常に興味を持っていただいたのがコラボレーションのきっかけになりました」
正しいランニングフォームを長く維持するためには、体幹の力が重要になる。フォームが乱れれば、パフォーマンスが落ちるだけでなく、ケガのリスクも高くなる。それゆえ、シリアスランナーには体幹トレーニングが欠かせない。加えて、近年はカーボンプレートを搭載した厚底のランニングシューズが主流となっているが、その高い反発力を生かすためにも体幹の力は重要だ。
たとえば、中に空気の入ったゴムボールと、スーパーボールを床に落として跳ね返る力を比較すると、後者の方が弾性が強く床にぶつかった際の運動エネルギーのほとんどが跳ね返る力になるためよく弾む。同様に、ランニング中、無駄なく地面反力を得るために着地時に潰れない強い体幹が不可欠なのだ。
EMSを活用して時短トレーニング
「SIXPAD RUNNING METHOD」とは、効率的かつ安定的に、そしてシンプルに体幹を鍛えるためのメソッド。Powersuit Core Beltを着用し、EMSトレーニングをしながらランニングをするハイブリッドランニングを軸としながら、体幹エクササイズや呼吸筋エクササイズを組み合わせ、体幹を鍛えるもの。ハイブリッドランニングについては、忙しい日々を送っているランナーに特におすすめしたいという。 「走る時間の捻出に苦労しているランナーの方も多いかと思います。仕事終わりにトレーニングをする時間があるときは、走る練習を優先したい方が多数派でしょう。走る練習に加えて、筋力トレーニングの時間を確保するのが難しいというランナーの方にこそ、ハイブリッドランニングを試してもらいたいなと思っています。 時短になるのはもちろんのこと、腹筋、腹斜筋、広背筋(下部)、脊柱起立筋(下部) という狙うべき部位に確実に効かせることができます。自己流のトレーニングだと、案外狙った部位に効かせるのが難しかったり、左右差が生まれてしまったりするものですが、Powersuit Core Beltを活用したEMSトレーニングであれば、狙った部位を外すことがありません。また走るときに着用するだけなので、体幹トレーニングを習慣化しやすいというメリットもあります」