繁忙期に休みたくて「有給申請」したら拒否されました! これって労働基準法などに違反しないのでしょうか? 有休は権利だと思うのですが…
繁忙期でも有給申請は基本的には拒否できない
会社には繁忙期が存在することがありしますが、人によっては用事があり繁忙期でも有給取得をしたいと考えることはあるでしょう。繁忙期であっても基本的には会社側は有給申請を拒否できませんが、あらかじめ上司などには繁忙期に有給取得する予定である旨などは伝えておくほうがよいでしょう。 突然繁忙期に有給申請すると上司や同僚との信頼関係が崩れてしまう原因になる可能性もあり、どうしても有給取得したいならできるだけ早めに相談するのがおすすめです。 基本的には繁忙期を理由にして有給申請を拒否するのは労働基準法違反に該当しますが、同時に何人も申請するなどで会社の運営が十分にできない等のケースでは有給時期をずらすようにお願いされるかもしれません。 ただし、明らかに理不尽な理由で有給休暇の取得が認められない場合、会社のコンプライアンスを担当している部署・労働基準相談所などに相談しましょう。
まとめ
基本的な考え方としては有給休暇の取得は労働者の権利であり好きなタイミングで申請できますが、ある程度は周りへの配慮が求められます。 繁忙期に有給申請しても会社側は拒否する権利は基本的にはありませんが、全体での業務に支障を来さないためにもできるだけ早めに相談するのが大切です。 出典 厚生労働省 年5日の年次有給休暇の確実な取得 わかりやすい解説 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部