タレント・彦摩呂さんが「粉瘤」手術を公表、症状・原因・治療方法を医師が解説
編集部まとめ
粉瘤とは良性の皮膚腫瘍の一種で、皮膚の下に角質や皮脂がたまった嚢腫(のうしゅ)が作られる皮膚疾患です。粉瘤に炎症や化膿が起こったものを炎症性粉瘤といいます。 粉瘤に炎症が起こる原因は2つですが、大半は圧迫や摩擦などで割れた粉瘤から、溜まっていた皮脂や角質などの内容物が皮膚内に漏れて、異物反応を起こすことによるものです。 診断は多くの場合、視診によって診断されます。炎症性粉瘤を根本的に治療するには、手術が必要です。内服薬を用いた保存療法や、切開法は症状を抑えても根本的な治療になりません。 炎症が進行していると手術ができない場合もあるため、炎症が進行する前に皮膚科を受診しましょう。できるだけ早く受診することで、治療期間も痛む期間も短くできます。 ※この記事はMedical DOCにて【「炎症性粉瘤」とは?症状・原因・治療方法も解説!<医師監修>】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
【この記事の監修医師】 竹内 想 先生(名古屋大学医学部附属病院) 名古屋大学医学部附属病院にて勤務。国立大学医学部を卒業後、市中病院にて内科・救急・在宅診療など含めた診療経験を積む。専門領域は専門は皮膚・美容皮膚、一般内科・形成外科・美容外科にも知見。 [この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
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