【マイバッハから同ブランド初のEV登場】 メルセデス・マイバッハ EQS 680 SUV 一目でマイバッハとわかる「EQS」
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■サステナビリティ:植物由来のなめし加工を施したナッパレザーをインテリアに採用 マイバッハEQS SUVは、環境に配慮した素材を使用していることも特長で、すでに発表されている電気自動車モデルには採用されていない、サステナブルな方法で加工されたナッパレザーを使用した。 このナッパレザーは、コーヒー豆の殻をなめし材の原料として使用し、なめしに使用される加脂剤も自然由来のものを採用していると彼らは言う。 生産される工程でも環境に配慮しており、例えば、使用される水は回路で循環しリサイクルされ自然水域に還流され、さらに、なめしの副産物からは、環境にやさしいアップサイクル製品が作られるなど、循環型サステナビリティの推進に向けた取り組みをおこなっている。 このほかにも、メルセデス・マイバッハの目指すラグジュアリーと持続可能性の融合を目指し、マイバッハEQS SUVでは多くの省資源材料が使われていると彼らは語る。 例えば、床面カーペットは、 漁網などのリサイクル繊維より得られた再生可能で高品質なナイロン糸を使用。各所に使われる鋼やアルミニウムには、リユーススチールおよびリサイクルアルミニウムが使用される。 このような取り組みを通じてメルセデス・ベンツは、2030年までに乗用車1台ごとのライフサイクルにおけるCO2排出量を、2020年と比較して半減させることを目指している。 ■浮遊汚染物質を除去するHEPAフィルターを標準装備 マイバッハ EQS SUV は、HEPAフィルター(High Efficiency Particulate Air)と室内のフィルターを搭載し、フィルターを通過した空気は不快な臭いを低減し、清潔で健康的な車内環境に寄与するという。 メルセデス・マイバッハならではの室内の香りを演出(エアバランスパッケージを標準装備)エアバランスパッケージに含まれる、パフュームアトマイザー(香水)には「No.12 MOOD」を用意。 「No.12 MOOD」は木犀の花弁のフレッシュで、トップノートにはかぐわしい新鮮さとブラックカシス、カルダモンそしてオレンジのノートが感じられ、中心にある上品な木犀にそっと付き添うのは、比類なきプーアル茶の香りだという。 ■没入できる音響空間(ブルメスター4Dサラウンドサウンドシステムを標準装備) ブルメスター4Dサラウンドサウンドシステムにより、マイバッハ EQS SUVは迫力あるサウンド体験を提供する。 ドルビーアトモスにも対応した、15のスピーカーが4次元サウンドを生み出し、助手席および後席の乗員も、4Dサウンドをヘッドフォンのオーディオコンテンツで体感することができる。 この設定は、MBUXユーザープロファイルごとに個別に調整可能で、まざまなサウンドワールドにより、走行音も音響体験になるという。 「エアリアル・レース」 は、マイバッハEQS SUV専用に作成されたサウンドエクスペリエンスの名称で、これはインタラクティブで、アクセルペダルの位置/速度/回生などさまざまなパラメーターに反応する。 インテリジェントなサウンドデザインアルゴリズムにより、サウンドがブルメスター4Dサラウンドサウンドシステムのアンプでリアルタイムに算出され、スピーカーによって再生される仕組みだ。