“タイパ”重視のZ世代、ギフト選びは「レビュー」「複数チャネルの使い分け」などに特徴。Z世代のギフト行動調査まとめ
ギフトECのギフトモールが実施した、1年間(2022年7月から2023年6月まで)のオンラインギフト・デジタルギフトの購入実態調査によると、ギフト利用に関するZ世代とそれ以外の世代の新たな実態がわかったという。 たとえば、Z世代はほかの世代よりもギフト選びの情報リテラシーが高く、贈り方もソーシャルギフトを選ぶ人が多い。調査は全国10代~50代の男女、合計2700人を対象に実施した。
Z世代で顕著な「タイパ志向」「SNS活用」
■ ギフトの探し方は検索エンジンが首位
ギフト・プレゼントを贈るときの商品の探し方を聞いた質問では、Z世代を含む全ての世代で検索エンジンを利用したキーワード検索(62.4%)が1位に。「店頭の商品陳列棚を見る」(33.8%)「本人に直接聞く」(31.5%)「ECサイトで検索」(31.3%)が続いた。
Z世代だけを見ると、1位は検索エンジン(64.2%)で、2位は「本人に直接聞く」(36.5%)、3位に「Instagramで検索をする」(36.3%)と続いた。4位は「店頭での検索」(27.5%)。また、他世代では総じて10%未満である「YouTubeでの検索」(17.8%)「X(旧Twitter)で検索をする」(18.5%)「Tiktokで検索をする」(12.2%)といった回答が一定数見られた。 Z世代のなかでも、特に女性は「本人に直接聞く」「Instagramで検索する」人が約半数を占めていたといい、できるだけ効率的に、相手に喜んでもらえるためのギフトを探そうとする行動が見られるという。 ■ Z世代のほうが「レビュー」重視の傾向 ギフト・プレゼントを探すときに何を見て購入を判断・決断しているか聞いたところ、全世代で1位は「インターネット販売店舗の商品レビュー」(63.8%)。次いで「ソーシャルメディア上の販売店舗のレビュー」(31.2%)、3位が「リアル店舗の商品POPなどのおすすめ」(27.3%)。