【流行語大賞】女子やり投げ北口榛花「名言が残せなかった」パリ五輪で金メダル/ノミネート
今夏のパリ五輪(オリンピック)陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花(26=JAL)が発した「名言が残せなかった」が5日、恒例の「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた。 【イラスト】新語・流行語大賞大賞ノミネート一覧 1投目で65メートル80の今季自己ベストを出し、陸上競技では20年ぶりの金メダルを獲得。日本の陸上女子としては史上初の、マラソン以外の金メダルとなった。 「五輪の金を取ったら満足できるのかなと思っていたんですけど、65メートルではまだ満足できない」などと喜びを表現していた一方、大会を通して「心残りがあるとすれば名言が残せなかった(笑い)」と悔やんでいた。 「疲れていたり、言語が(英語や拠点のチェコ語など)混ざり過ぎたりして、いい言葉が言えなかった」と振り返りながら「たくさんの観客や選手が集まって競技ができて、幸せだった」とも実感していた。 男女の全種目を通じ、五輪5大会ぶり8人目の金メダリストとなって注目された年の瀬、今回のノミネートに至った。