【阪神JF/トレセン情報】福永祐一調教師はランフォーヴァウで開業初年度GⅠ制覇へ「強みを生かして」
[GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ=2024年12月8日(日曜)2歳牝、京都競馬場・芝外1600メートル] 新進気鋭の福永厩舎が送り出すランフォーヴァウは、4日に栗東ウッドで最終追い切り。僚馬レッドダンルース(2勝クラス)との併せ馬で追われ、4ハロン50・5ー11・1秒の好時計で1馬身半ほど先着した。 稽古をつけた小崎は「半マイルだったのでスムーズに加速できて、余力があります。自分から行かないと聞いていたんですが、今日は自分から進んでいって、かわしてからも集中力がありました」と上々の感触を伝えた。9月のデビューから4戦目だが、不安は全く感じられない。 レースが上手で、さらなる上積みを求めるまでもないタイプ。前走のGⅡデイリー杯2歳Sでは、牡馬相手に京都外回りの1600メートルを勝ち切っている。福永調教師は「いい経験をしてきたという強みを生かして、いい結果が出せれば」と開業初年度のGⅠ制覇へ意気込んだ。
佐藤 美生