神戸・山口蛍

　J2長崎は23日、神戸からMF山口蛍（34）が完全移籍で加入すると正式発表した。 　山口はクラブを通じ「V・ファーレン長崎の皆さん、この度ヴィッセル神戸から移籍してきました山口蛍です。J1昇格に向けて持てる力は全て出します！みんなで目標に向かって一丸となって、必ず昇格しましょう！」とコメントした。 　今季、昇格プレーオフ準決勝で敗れた長崎は、今年10月に新スタジアム『PEACE　STADIUM』が完成。ジャパネットホールディングスの高田旭人社長を先頭に、18年以来8シーズンぶりのJ1昇格を目指して積極補強を敢行している。 　また、山口は神戸の公式サイトで「ヴィッセル神戸のファン、サポーターの皆さん、今シーズンをもって6年間共にしたこのクラブを去る事にしました。6年間温かく見守って、サポートしてくれてありがとうございました。ヴィッセル神戸のリーグ3連覇とACL制覇を心より願っています」と感謝の言葉とともに別れを告げた。 　◇山口　蛍（やまぐち・ほたる）　1990年（平2）10月6日生まれ、三重県名張市出身の34歳。C大阪アカデミーを経て09年にトップチーム昇格。19年に神戸移籍。J1通算359試合35得点、J2通算58試合2得点。13年7月の東アジア杯（E―1選手権）で日本代表デビュー。国際Aマッチ通算48試合3得点。愛犬は黒パグの「クロ」。1メートル73、72キロ。利き足は右。