民間小型ロケット「カイロス」2号機 あす(15日)11時から打ち上げ再挑戦 強い風の影響で延期 スペースワンが開発 5基の人工衛星を搭載
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きょう、和歌山県串本町で予定されていた打ち上げが中止となった小型ロケット「カイロス」2号機。あす、再度挑戦することになりました。 東京の宇宙ベンチャー企業「スペースワン」が開発した「カイロス」2号機は、5基の人工衛星を搭載して午前11時に串本町の発射場から打ち上げられる予定でした。 しかし、午前10時半ごろ、打ち上げの延期を発表。 スペースワンによりますと、ロケットや発射設備自体に問題はなかったということですが、発射場上空高度10キロメートル以上の風が強く、ロケットの打ち上げに適さないと判断したということです。 スペースワン 執行役員 阿部耕三さん 「上空を飛んでいるときに強い風が機体に当たりすぎると、壊れてしまうおそれがあります。全力で準備に臨んでいますので、天候の条件が満たされれば、あす、打ち上げを実施したい」 スペースワンはあす、きょうの予定時刻と同じ午前11時に打ち上げる予定です。
TBSテレビ