【ターコイズS】マイル戦に活路求めるミアネーロ 林師「中山適性は十分。今ならこの距離でも」
<美浦トレセン> 秋華賞6着以来になるミアネーロは、マイル戦に活路を求めての挑戦。マイルは1月の菜の花賞5着があるが、「あの時は直線の不利が全て」と振り返る林調教師は、「春先と違って体がしっかりして馬群をさばくのが瞬時にできるようになった。紫苑S(2着)は、その良い例だが、今はさらにたくましくもなった。今ならこの距離でもと思っている。中山の適性も十分。放牧を挟んで重め感なく仕上がっている」と期待感たっぷりに話した。 秋華賞12着のアドマイヤベルもいい雰囲気に仕上がっている。「待望のマイル戦」と口火を切る加藤征調教師は、「これまではクラシックを意識して長めの距離を使ってきたが、性格を含め本質的にマイル向きの馬。折り合い面を重視、教えてきたことがプラスになっている。秋華賞は12キロ体重が増えていたが、あれは成長分で今回も同じぐらい。楽しみ」とヤル気をにじませた。