2025年に要注目の“ME:I”とは？ デビュー1年目の「紅白」でトップバッター抜擢「モアナ２」では日本版エンドソング担当
デビュー1年目にして今最も勢いのあるガールズグループと言っても過言ではないME:I。2024年末の「第75回NHK紅白歌合戦」(NHK総合ほか)に初出場し、「第66回 輝く！日本レコード大賞」(TBS系)では新人賞に選ばれた。また、2024年12月より劇場公開されているディズニー映画「モアナと伝説の海２」では日本版エンドソングアーティストを務めている。そんな華々しいデビューイヤーを飾った彼女たちの魅力を紹介する。 【写真】激レア！映画館で「モアナ２」日本版エンドソングを生パフォーマンスするME:I ■“日プ女子”で話題！2024年にデビュー ME:Iは、2023年に配信されたサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」で選抜されたCOCORO、MIU、MOMONA、RAN、SHIZUKU、AYANE、KEIKO、KOKONA、RINON、SUZU、TSUZUMIの11人からなるガールズグループ。「PRODUCE 101 JAPAN」初のガールズ版ということでそもそも注目されていたが、オーディションで披露したパフォーマンスや彼女たちの奮闘ぶりがより注目度をアップさせ、“日プ女子”というワードが度々トレンド入りするなど、オーディション当時から多くのファンを獲得してきた。 番組の最終話が放送された2023年12月にグループ名及びデビューメンバーが発表されると、正式デビュー前からスペシャルライブパフォーマンスを披露したり、Leminoで初の冠番組「ME:Iの夢みたい！」が配信されたりと、精力的に活動。そして2024年4月17日にデビューシングル「MIRAI」をリリースし、いきなりオリコン週間シングルランキング1位に(2024年4月29日付)。 さらに同年7月27日にはアメリカ・ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナで開催された世界最大級のKカルチャーフェスティバル「KCON LA 2024 M COUNTDOWN」に出演。2ndシングル表題曲「Hi-Five」(2024年8月28日リリース)を韓国語バージョンで披露し、MCでは流ちょうな英語を披露するなど、日本でのグループ活動と同時にグローバルガールズグループとしての道も着々と歩み始めた。 また、メンバーの中には過去に韓国のガールズグループ・Cherry Bulletとして活動していたCOCOROや韓国で練習生として研鑽を磨いてきたMIUがおり、韓国に留学経験のあるKEIKOは韓国語が堪能で、デビュー1年目だが海外活動もしっかり見据えている、期待の新鋭ガールズグループなのだ。 そして元アンジュルムメンバーであるリーダー・MOMONAの努力に裏打ちされたパフォーマンス力やトーク番組で見せる安定したMC、スピーチ時に発する言葉の表現の豊かさ。過去にGirls2のメンバーとして活動していたことがあるサブリーダー／ダンスリーダーのRANの圧倒的なダンススキル。頼れる“リーダーズ”として2人がグループの先頭に立って盛り上げているのも忘れてはならないところだ。 ■初出場の“紅白”では堂々たるパフォーマンスでトップバッター 一気に飛躍したME:Iの勢いは止まらず、2024年11月に開催された世界最大級のK-POP授賞式「2024 MAMA AWARDS」に初出演すると、「FAVORITE NEW ASIAN ARTIST」を受賞。その後も「第66回 輝く！日本レコード大賞」で新人賞に選出され、初出場した「第75回NHK紅白歌合戦」ではトップバッターを務め、他の出演者たちも勢ぞろいする前でステージを華やかに彩るパフォーマンスを披露し、その後「ディズニーファンタジーメドレー」企画などにも登場した。 そんなME:Iに対し、YOU:ME(=ファン)たちからは「トップバッターかっこよかったよ！」「圧巻のパフォーマンス」「ディズニーメドレーも最高」「紅白初出演おめでとう！」といった声が、SNS上に多く寄せられた。 飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍し続けるME:Iは、2017年に公開されたアニメーション映画「モアナと伝説の海」(ディズニープラスで配信中)の続編を描いたディズニー最新作「モアナと伝説の海２」ではエンドソングアーティストに抜てきされ、「ビヨンド～越えてゆこう～」を歌い上げている。 今作では各国版のエンドソングアーティストが起用されているが、世界で唯一グループで歌唱を担当しているME:I。美しく伸びのある歌声が魅力のAYANEを筆頭に、メンバーの持ち前の歌唱力の高さが際立つエンドソングは、思わず心揺さぶられるものになっている。 12月末に行われた映画「モアナと伝説の海２」の公開記念舞台あいさつに登壇した際は、映画館で同曲の生パフォーマンスを披露。劇場で歌い踊るというレアな体験に、MOMONAは「本当に新鮮な光景で、皆さんの顔もとてもよく見えますし、私たちも歌いながら自分たちの声を感じて、すごく心を込めて歌うことができました」と感想を語っていた。 デビュー1年目にして飛躍の年となったME:I。今後のさらなる成長に期待を膨らませながら見守っていきたい。 ◆文=suzuki
