<高校野球>花咲徳栄、山村学園を3-1で下す 昌平は春日部共栄に4-1で勝利 ともにAシード あす決勝、5年ぶり8度目V懸ける花咲徳栄と初の頂点狙う昌平が激突
(埼玉地区大会 26日・県営大宮) 第11日は準決勝2試合を行い、花咲徳栄と昌平の両Aシードが決勝に進出した。決勝進出は、花咲徳栄が2年連続10度目、昌平が3年ぶり2度目(2020年の独自大会を含まない)となった。 高校野球・5回戦以降の組み合わせ アルファベットはシード校 昌平の逆転打の瞬間も【写真3枚】 3年連続で準決勝に駒を進めた花咲徳栄はBシード山村学園を3―1で退けた。花咲徳栄の上原と山村学園の西川、両エースが完投した投げ合いは1失点の上原に軍配が上がった。打っては一回、1死満塁で田島の一塁強襲の2点適時打で先制した。なお1死一、三塁で横山が右飛を放ち、三塁走者石塚が生還して追加点を奪った。 2年連続で4強入りした昌平はBシード春日部共栄に4―1で勝利した。0―1の一回、2死一、二塁で渡辺が右越えの2点三塁打を放ち、逆転に成功した。2―1の六回には園田の左越え適時二塁打で1点を追加。3―1の八回にも園田の一ゴロ野選で三塁走者桜井が生還するなど得点を追加した。投げては古賀、江原の継投で被安打6、1失点に抑えた。 決勝は28日、午前10時から県営大宮球場で花咲徳栄―昌平のカードで行われる。両チームの埼玉大会決勝での顔合わせは初めて。花咲徳栄は5年ぶり8度目、昌平は初の頂点を狙う。
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