ニューカッスル指揮官、DFトリッピアーの退団を否定「多くの話が出てきて驚いているよ」
ニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督が、同クラブからの退団が噂されるイングランド代表DFキーラン・トリッピアーについて言及した。23日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。 現在33歳のトリッピアーはマンチェスター・シティの下部組織出身。バーンズリーとバーンリーへのレンタル移籍を経験し、2015年6月にトッテナムへと加入した。その後はアトレティコ・マドリードでのプレーを経て、2022年1月にニューカッスルへ完全移籍で加わった。1年目は負傷により苦しんだものの、2年目からは右サイドバックのレギュラーに定着。昨シーズンは公式戦39試合に出場し、1ゴール11アシストを記録した。 新シーズンも活躍が期待されるトリッピアーだが、17日に行われたプレミアリーグ開幕節のサウサンプトン戦(○1-0)ではまさかのベンチスタート。複数の現地メディアは、同選手が安定した出場機会を求め今夏の移籍を模索していると報じていた。 そんななか、ハウ監督がトリッピアーについて言及。「引き続きクラブから非常に高く評価されている」と述べつつ、「状況はいつも通りで、トリッピアーは今週本当に良いトレーニングを行なっている。多くの話が出てきて驚いているよ」と退団報道が青天の霹靂”であったと明かしている。 また、「彼はチームの貴重なメンバーだし、プロ意識は一流だ」と称賛。「EUROから戻ってきてから本当によく練習している。練習はたった2週間しかなかったと思う。だから先週は先発しなかったんだ」とサウサンプトン戦欠場の理由を説明し、「この話がどこから来たのかはよく分からない。彼も私たち全員と同じように、土曜日の試合に向けて準備している」と語った。
SOCCER KING