f5veが語る、東京発の異次元サウンドを支える姿勢「ありのままでいることの素晴らしさ」
LDHの国民的人気グループであったE-girls/Happinessのメンバーとして活動していたKAEDE、SAYAKA、RURI、MIYUU。そこに同じくLDHのグループiScreamでも現役で活動するRUIを合わせた5人によって構成された新たなガールズグループ、f5ve(ファイビー)を知っているだろうか。“東京発の異次元ドリームエージェンシー”と称される彼女たち。そのコンセプトの通り、ただものではなかった。 【撮り下ろし写真】f5ve(計7枚) グループのエグゼクティブ・プロデューサーを務めるのは、レディー・ガガやビヨンセ、アシュニコなどのメジャーアーティストをプロデュースするBloodPop®️。そして大きな舞台で長い期間活動してきたことによる、メンバーの確かな実力と自信。日本のインターネットカルチャーや平成の香りを今に体現した楽曲やMVの世界観は不思議な魅力がある。 ー最初にメンバーのみなさんの簡単な自己紹介をお願いします。 KAEDE:KAEDEです。f5veではリーダーを担当しています。私たちにはそれぞれ“ドリームスペシャリティ” というテーマがあり、私は「コンフィデンス(自信)」担当です。私の活動を通して、みなさんに自信を持って欲しいという想いがあります。 SAYAKA:SAYAKAです。私は「ブリリアンス」担当で、活動を通して新しい私をみなさんに発信していきたいです。 MIYUU:初めまして、MIYUUです。私のドリームスペシャリティは「ファンタジー」で、その名の通りパフォーマンスを通して夢の世界へお連れして、癒しをお届けしたいと思っています。 RURI:RURIです。私は「女性のエンパワーメント」を担当しいて、女性の強さや美しさを皆さんにお伝えできる存在になりたいなと思っています。 RUI:RUIです。私のドリームスペシャリティは「ジョイ」で、遊び心を忘れず、やりたいことを気の向くまま楽しむ気持ちを、パフォーマンスを通してみなさんに届けていきたいと思います。 ーありがとうございます。「ドリームスペシャリティ」、個性的で素敵ですね。コンセプトともなっている“東京発の異次元ドリームエージェンシー”についても教えていただけますか? KAEDE:日本から世界へ向けて、ネガティブなエネルギーをf5veの音楽を通してポジティブに変えていくというコンセプトです。 ーなるほど。私自身はf5veのことをTikTokで初めて知りました。「Lettuce」という曲だったと思います。 KAEDE:f5veは楽曲ごとに姿を変えられるんです。枠にはまった表現やビジュアルではなく、楽曲のテーマごとに姿を変えて曲の世界観を表現しています。「かわいい」とか「綺麗」とかそういう固定概念はなくて、ありのままの姿が美しいという。 ー確かに。毎曲コンセプトが全然違うので、ぱっと見同一人物だと思わない人もいるかもしれませんね。KAEDEさん、SAYAKAさん、RURIさん、MIYUUさんの4人はE-girls/Happinessとし活動されていたかと思いますが、f5veとして新たなスタートを切ったときはどのような気持ちでしたか? KAEDE:私たち3人(KAEDE、SAYAKA、MIYUU)はマイクを持って歌うということが初挑戦だったので、これだけ長年活動していてもまだ新しいことに挑戦できるんだ、挑戦するっていうことはいつ始めてもいいんだっていうワクワクした気持ちで満ち溢れてました。 ーそうですよね。最初にライブでお客さんの前でマイクを持って歌った時はどうでしたか? KAEDE:一番最初は本当に緊張しました。パフォーマンスのみと、マイクを持って歌いながら表現するのとでは、表現の仕方が違って。今までとは違う表現ができるのもすごく楽しいなって感じましたし、やっぱり私はステージが大好きだなって。 SAYAKA:私もf5veの活動からマイクを持たせてもらって、自分の声ってこんな感じなんだって感じました。あと「Underground」ではラップの低い声の部分をMIYUUと歌っているんですけど、ロートーンの声がいいねって言われることが増えて。このプロジェクトでは自分自身も新しい一面を感じられるので、やりがいがあってすごく楽しいです。 MIYUU:このプロジェクトのお話をいただいたときは素直にどういう活動なのか、どういう姿になるのか、というのは全く未知だったのですが、だからこそ面白くて。私達のプロデューサーのBloodPop®︎の話をいただいたときも、彼の作る音楽がすごくかっこよくて、こんな素晴らしい方と一緒に活動できるんだっていうワクワクが一番あって、今改めて思い出しましたね。 ー確かに、急にBloodPop®︎さんが登場したらびっくりしますよね。RURIさんはいかがですか? RURI:たくさんのことに挑戦するので、今まで出会ったことのない自分と出会えてすごく刺激的です。歌い方に関しても、今までの活動だと自分の好みなのもあり結構力強い歌い方に特化していたんですけど、今はレコーディングの際にちょっとエアリーな感じを求められたり、こういう歌い方はどうって提案してくれるので、そういう意味でも新しい自分に出会って、自分を探りながら挑戦しているっていう感じです。 ー今までと音楽のジャンルも違うと思うので、確かに歌い方も変わりますよね。RUIさんはiScreamでの活動もありますが、単身で加入する時の気持ちはどうでしたか? RUI:率直にこのグループに入ることができて本当に嬉しいですし、私のアーティスト人生においてのターニングポイントになったと思います。自分が全うできる部分は遠慮せずに皆さんを引っ張っていけるように、出せる最大限を出していきたいなって思います。f5veに出会う前、ずっと小さい頃から世界に自分の音楽を届けたい、存在を届けたいっていう夢があったので、そのチャンスを叶えられるきっかけになりましたし、よりアーティストとしての覚悟ができました。