巨人・田中瑛斗が〝キャラ変〟の決意「野球で顔を覚えてもらいたい」 現役ドラフトで日本ハムから移籍
剛球でその名をとどろかせる。現役ドラフトで日本ハムから巨人に加入した田中瑛斗投手(25)が12日、東京・大手町の球団事務所で入団会見を行った。背番号は45に決まり「心機一転、ここで日本一になりたい」と所信表明した。 【写真】「世界が終るまでは」を歌う日本ハム・田中瑛斗(3枚目) 大分・柳ケ浦高から2018年ドラフト3位で日本ハムに入団。184センチの長身から投げおろす最速152キロの直球が魅力の大型右腕だが、プロ通算10登板で1勝。殻を破るため、新天地では〝キャラ変〟する覚悟だ。 今年、日本ハムのファンフェスタで開催された「歌ウマ王は俺だ」のカラオケ対決では、人気バスケ漫画『スラムダンク』の桜木花道にふんし、WANDSの『世界が終るまでは・・・』を熱唱。美声と明るい性格でファンの心をつかみ、〝時の人〟となったが「ジャイアンツでは、野球の結果で顔を覚えてもらいたい」と鋭いまなざしで言い切った。 海外FA権を行使して米大リーグに挑戦する菅野の穴を埋めるピースとして期待がかかる。25歳のホープは「来年は優勝旅行に加われるようにチームに貢献したい」と言葉に力を込めた。(樋口航)