初雪と共に始まる野沢温泉村の風物詩 「お菜洗い」を体験【長野・野沢温泉村】
今年は野沢菜が立派に育ちました!野沢温泉村でこの時期の風物詩、「お菜洗い」が始まっています。 ■中野希友未アナウンサー 「野沢温泉村の山にも雪が積もり、冬の到来を告げています。こちらの民宿では、軽トラックにお湯が張られ、お菜洗いが行われています」 野沢菜漬けの仕込みは、村内の共同浴場や民宿の軒先で、今週から始まりました。 「(今年は)大きいですね」 「この夏種まきしてから気温が高かったせいですかね」 ■中野アナ 「では体験させて頂きます、これあ~、あったかいですね!」 豊富に湧き出る温泉やお湯で洗うのが野沢温泉村の伝統。汚れや虫を落とすには、温かい方が良いそうです。茎に付着した土をこすって、洗っていきます。 「ぐっと開いて」 ■中野アナ 「洗えているのかな…」 ■カメラマン 「どう?洗えた感ある?」 ■中野アナ 「洗えたと思います、しっかり、目で見て土がもう付いていないので」 「けっこう重たいですね」「1個が大きいんですよ」「茎も立派で」「野沢の野沢菜はこのくらい大きくないと!」 前の日に収穫した150キロを洗い終えると、早速、大きな樽で漬け込みます。 ■奥信濃の宿 もみの木・森季代子さん 「これはどこの家も一緒だと思うんですけど、初雪程度にふります塩をね。きょうちょうど雪降ったので、ちょうど初雪ぐらいな…」 塩とトウガラシ、そして、この民宿では…。 ■奥信濃の宿 もみの木・森季代子さん 「赤ちゃんの頭くらいの『味噌』を中に入れて。本当にシンプルなつけ方ですね。パキパキという感じのおいしそうな歯ごたえのある、野沢菜漬けになりそうです!」 郷土の味は1カ月ほどで、食べごろを迎えるそうです。