現代アートは“見る”より“着る”!?

多彩なモチーフを受けとめるのは、躍動感と引き締め効果を両立したネイビーのタイダイ柄。着心地のいいコットン素材、たっぷりしたフォルムでストレスもなし。4万6200円（コーチ／コーチ・カスタマーサービス・ジャパン）

知名度抜群のハリウッド俳優といえば、ブラッド・ピットにレオナルド・ディカプリオ。どちらもイケメンで、プロデューサー業までこなし、長きにわたって主演を張り続けている。そんな2人は、実は友人同士。関係を深めたきっかけは、共通の趣味のアートとか。 ブラピはバンクシー作品のコレクター、ディカプリオはピカソ、ジャン=ミシェル・バスキアなどを収集。ブラピは彫刻家としてもデビューしており、ディカプリオはそのアトリエにも遊びに行っていたそう。もしや、ハリウッドの第一線で活躍し続けるには“アートな感性”が必要⁉　とはいえ、何億円規模のアート収集はなかなか真似できない。ならば、“着る”のはどう？

ニューヨーク州北部を拠点として活動するコーディ。両袖にはアメリカ文化を彷彿させるモチーフが、大胆にコラージュされている

〈コーチ〉のスウェットシャツは、インディペンデント・アーティスト兼デザイナーのコーディ・デフランコとのコラボ。アイコンの恐竜“レキシー”やアーカイブ バッグなど、〈コーチ〉の愛するものから発想を得たモチーフを巧みにコラージュ。自由な雰囲気を醸すタイダイ柄と相まって、そのインパクトは唯一無二の面構え。これなら着るだけで、アートな感性をチャージできる⁉ ※雑誌『Safari』6月より