鈴木亜美「ショックすぎて息子の前で号泣」長男が保育園のときの“一大事”とは
息子が友達の上履きにいたずらを……。連絡を受けて大ショック
こんにちは、鈴木亜美です。 今回も前回に引き続き、保育園や学校からの“呼び出し電話”について、お話ししたいと思います。今では、学校でトラブルや問題があっても、息子が自分から手を出したりはしないようなので安心なのですが、過去には息子がお友達に悪いことをしてしまった、という連絡が来たことも……。このときの気持ちは、今でも忘れられないですね。 【あわせて読みたい】「学校、行きたくない」わが子が“不登校”になった時…児童精神科医が考える“正解の道” 長男が小学校に入る前の年長さんのあるとき、保育園から電話がかかってきたんです。出てみると、先生が少し言いにくそうに「実は息子くんが、お友達の上履きにいたずらをしてしまって。相手の子が傷ついて泣いてしまったので、報告させてください」と。それを聞いたときは頭が真っ白になってしまって、すごくショックを受けました。まさか我が子がそんなことをするなんて、思ってもみなかったんですよね。先生も「ふざけてやっていたのが、エスカレートしてしまって」と言っていたのですが、流されやすいところがあるので、友達と一緒になってやってしまったのか、他にも理由があるのか……。いろいろな思いが頭を駆け巡りました。 息子をお迎えに行った帰り道、悔しくて悲しくて私の気持ちが爆発してしまい、息子の前で大泣きしたんですね。お迎えのときにも先生から話を聞いて謝って、もう我慢ができなくなってしまったんです。私が泣いていたら、息子は最初はわけがわからなかったようでびっくりして「なんで泣いてるの?」と言っていて。まだ幼いこともあり、ことの重大さがわからないんですよね。「なんであんなことしたの? ママは本当に悲しい」と、怒るというよりも、ママがこれだけ嫌な気持ちなんだということを、隠さずに伝えるようにしました。
家に帰ってからは、しっかり話し合って
家に帰ってからも、やられた子の気持ちや、ママがどういう思いで泣いたかもきちんと説明して。息子自身も「悪ふざけだったけど、やられた子の気持ちになったら嫌だと思う」と反省したようでした。パパにもことの顛末を伝えて、息子と一度話をしてもらいました。 翌日に保育園に行ったら、一目散に相手の子のところに行って、前日のことを謝っていたようでした。真面目な顔で「本当にごめんね。意地悪するつもりはなかったんだ」というようなことを言っていて、真剣さは伝わったんじゃないかなと。保育園の先生もその様子を見て感心してくれていて「ちゃんと謝って仲直りできましたよ」と報告してくれました。長引かせずに、すぐに反省して謝れたのは本当によかったなとホッとしました。この出来事は、我が家で今でも語り継がれるほどの一大事でしたね。