「基本のおせち」これだけ作れば大丈夫!料理家・栗原はるみ3つのレシピ
日々の食事の中で、たくさん食べたいのが野菜。料理家・栗原はるみさんのパーソナルマガジン『栗原はるみ』最新号は、気軽にたくさん食べたい「野菜料理」の特集。 【写真】77歳の料理家・栗原はるみが元気でいるために毎日食べている4つの食材と食べ方 今回は、最新号の特集「気持ちを込めて、作る料理」より、お正月だけでなく、栗原さんが普段もよく作っているという、おすすめのおせちのレシピを3つ、ご紹介します。
(1)黒豆
黒豆は孫の大好物なので普段から煮ることが多いです。 私は豆好きなので、やわらかすぎない、少しかために煮て豆らしい風味を楽しみます。 ⚫︎材料(作りやすい分量) 黒豆…250g 水…カップ5 A 砂糖…180~200g しょうゆ…大さじ1 塩…小さじ¼ 重曹…小さじ½ ⚫︎作り方(1) 黒豆は洗ってざるに上げ、水けをよくきる。 (2) 鍋に分量の水とAを合わせてひと煮立ちさせ、火を止めて冷ます。 (3) (2)に黒豆を入れて一晩おく。 (4) (3)を火にかけ、煮立ったらあくをすくい取り、落としぶたをして弱火で40~50分、煮含める。 (5) 豆がやわらかくなったら火を止め、そのまま煮汁の中で冷まして味を含ませる。 ※新豆などの場合は豆が早くやわらかくなるため煮汁を煮詰められないので、豆と煮汁を分け、煮汁だけを小鍋に移して煮詰め、豆と合わせて味を含ませる。
(2)田作り
こちらも、自分のおやつとして一年中作っています。 ほんのり甘くてカリカリとした食感。お正月にはたっぷりと作って お酒のつまみやはし休めにぴったり。 ⚫︎材料(作りやすい分量) ごまめ…40g A 砂糖…大さじ2 酒…大さじ1 しょうゆ…大さじ1白いりごま…適宜 ⚫︎作り方(1) フライパンを弱火で熱し、ごまめを入れて混ぜながらカリッとするまで2~3分からいりする。火を止め、一度取り出す。もしくは平らな耐熱容器にクッキングシートを敷き、ごまめをのせて広げ、ラップをかけずに電子レンジ(150W)で約3分加熱してカリッとさせてもよい。 (2) フライパンをきれいにしてから、Aを入れ、弱火で煮詰める。とろみがついたら火を止めて(1)を加え、菜ばしで手早く混ぜてからめる。 (3) 平らな器にクッキングシートを敷き、熱いうちに(2)を広げて冷ます。好みで白ごまをふる。