【KNOCK OUT】中島玲がキックでも戴冠、鈴木千裕戦要求し「100%KOする自信ある」
<KNOCK OUT:K.O CLIMAX 2024大会>◇30日◇神奈川・横浜武道館 立ち技打撃格闘技KNOCK OUT(ノックアウト)のビッグマッチ「K.O CLIMAX 2024」が横浜武道館で開催された。 メインイベントのKNOCK OUT-BLACKウエルター級(-67・5キロ)王座決定トーナメント決勝戦3分3R延長1Rで、プロボクシングの元日本スーパーウエルター級暫定王者・中島玲(26=ハイブリッドアカデミー)が、引退を公言して臨んだ渡部太基(37=TEAM TEPPEN)を下してキックでも初戴冠を果たした。 中島は1Rにいきなり左フック、右ストレートで2度ダウンを奪取。最後は1R2分41秒、強烈な右を渡部のアゴにさく裂させ、さらに左フックを連続で振るっていくとレフェリーが試合を止めた。 中島は試合後のマイクでRIZINフェザー級王者で、KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級(-65キロ)王者でもある鈴木千裕に言及。「明日は(RIZINで)われらが鈴木千裕のタイトルマッチということで。鈴木千裕選手には明日、しっかりクレベル選手に勝ってもらって。(MMAとキックの二刀流の)鈴木千裕選手のKNOCK OUTの防衛戦の相手は俺しかいないでしょ」と、鈴木とのキックでの対戦をあらためて要求した。 中島はその後の記者会見でも、鈴木を倒す自信があるのかと聞かれると「KOする自信があります。100%。よく『勝っても負けてもKOで終わる』みたいに言いますけど、負けなんてないです。僕が勝ってKOで終わります」と断言した。 中島は来年6月のKNOCK OUT代々木第二体育館大会での鈴木戦を熱望。「鈴木千裕選手は本気で、全力で殴ってくるみたいな感じですけど、僕はパンチのスペシャリストなので。そんなの話にならないよっていうのを見せたいです」と言い切った。