【『No No Girls』レポート#5】候補者の人生が詰まったクリエイティブ審査がスタート。ちゃんみな「自分の歌詞を伝えることに集中している姿に泣きそうになった」
MAHINA「CHIKAちゃんに助けられた」
話し合いを終え、再びダンスの練習を再開する3人。MAHINAはやや遅れをとっていた。 「自分の歌詞にどういう思いがあるのか感情を入れて歌わんと」「雰囲気がない」「歌詞に対しての気持ちが見えない」「忘れるってことは自分の体に定着してない」「自分の歌詞を感情にしたら自然と手ぶりが出る」 ASHAはMAHINAへの指導に熱が入ってしまう。こうしたらもっとよくなるはずだという彼女なりの思いやりによるものだが、そのストレートな言葉の数々にMAHINAはすっかり萎縮していた。 合宿5日目の夜。CHIKAがふたりに話を切り出した。 「MAHINAはめっちゃ心細かったと思う。CHIKAは(ASHAの)その言い方ちょっとキツイんやないかなって思ったこともあったけど、MAHINAがインタビュー行ったあとに、ASHAと話していたら『MAHINAはこうやってやったほうがいいと思うんよね』とかすごい真摯にめっちゃ考えとるんよ。本当にMAHINAのためを思って言っとるし……」 CHIKAはふたりの様子を気にしていた。彼女の言葉を受けてASHAは焦るように、「ごめんね。言い方へたやけん」と謝る。続けて「この見た目だけん、ちょっと暗い言い方しただけで怒っとうって感じる人もいるけど、本当にそんなことマジ思ってないし。MAHINAちゃんがこうしたほうが絶対いいと思うことをただ言っただけだし……本当にごめん。マジで申し訳ない」と重ねる。MAHINAもそんなASHAの気持ちをすぐ理解してか「全然大丈夫!」と繰り返す。 みんなでいいパフォーマンスをしたいという思いが高まるあまり、いつの間にかそれぞれの思いは複雑に絡まっていた。そんな中で、CHIKAのフォローがその絡まりを解いていく。MAHINAは「CHIKAちゃんがいなかったら私はどうなっていたんだっていうぐらい助けられた。感謝しかないです」とスタッフに語っていた。