【『No No Girls』レポート#5】候補者の人生が詰まったクリエイティブ審査がスタート。ちゃんみな「自分の歌詞を伝えることに集中している姿に泣きそうになった」
ちゃんみな「泣きそうになった」
いよいよ本番。Dチームの番がやってくると、ちゃんみなは、「来たよ、強強チームが」と期待を募らせる。 そしてASAHの呼びかけでトラックが鳴り始めた。不穏なピアノの旋律が空気を変える。まずはCHIKAのパートだ。力強い熱い眼差しで、時折目をガッと見開きながらこうラップする。 <は? おい 目を覚ませ/おまえが逃した人材/悔しさに火をつけ拍手喝采/見た目で評価 後悔され/怯える体重増加/ママに掛けて毎晩cry/「命かけて歌っとうったい」/おかげで自分でも嫌いになりそう/But “NO” からくる才能 おまえらをKO/You say No say No のたびに上がる知名度/おまえもその程度?/道を開けろ> 続いてASHA。CHIKAとは対照的に冷ややかな目線を向けながら気持ちをぶつけてくる。 <2024きざむ I’m like a 忍者/下手なことしないほうがいいじゃん/知った気なった大人がButtin/sorry 聞く耳ない I’m selfish missy yeah/まだ18 その声じゃ boring/ってお前の心に火をつけるよ burning/中身ないマネごとは easy easy/耳奥までゆらし make money money yeah> 最後にMAHINA。両手でマイクをつかみ、まるで祈りを捧げるように歌い始めた。 <神を信じた/いつでも笑ってごまかして/人を信じた/わたしを一人にしておいて/Don’t decide how I feel/でもNo No 大丈夫/I know know myself 過去の弱い自分よ good bye> Dチームのパフォーマンスに観客席からは歓声が止まらない。ちゃんみなは両手を頭に当てて驚愕。彼女たちも手応えを感じたようで、パフォーマンスを終えるとつい小躍り。普段クールなASHAも思いっきりはしゃいでいた。 ちゃんみなは、「素晴らしかったです」とまずコメント。CHIKAが自分の実力によるプレッシャーにも負けず、「本番で音を逃しても自分の歌詞を伝えることに集中している姿に泣きそうになった」と言う。課題が与えられていたASHAも、ラップ経験ほぼゼロのMAHINAも、それぞれとてもよかったとし、最後に「お見それいたしましたって感じ。めちゃくちゃ素晴らしかったです」と絶賛した。 オーディション中、プレッシャーで不安な表情を浮かべていることも多かったASHA、CHIKA、MAHINA。そんな彼女たちが、パフォーマンスが終わってからずっと、喜色満面にあふれていたことに胸を打たれるものがあった。 こうしてEp.05は終了。次回Ep.06も引き続き4次審査の様子が配信される予定だ。 * 【『No No Girls』Ep.06配信予定】 ■2024年11月8日(金)20時~
文=奈都樹