「こっちがもらい泣き」柔道金の角田夏実が“回想”した五輪決勝の舞台 4年後のロス五輪は「年齢が36なので、次回は」
パリ五輪の柔道女子48キロ級で金メダルに輝いた角田夏実が、自身のYouTubeチャンネルで「皆様にご報告です」と題し、今井優子コーチとともにパリ五輪での結果をあらためて報告し、個人戦の金メダルと混合団体で獲得した銀メダルを公開した。 【動画】4年後のロス五輪出場について言及!角田夏実の思いとは 角田は決勝戦でモンゴルのバーサンフー・バブードルジに優勢勝ちして金メダルを獲得。勝った瞬間は「とりあえず、あっ終わったーと思って」と振り返り、「全然嬉しい(気持ち)とかはなくて、あー、なんか終わったなあと思って」と、安堵したことを思い返していた。 そして「畳を降りて、優勝したんだ、私…くらいになってから今井さん(コーチ)が来て、先に泣いていた」とし、「こっちがもらい泣きしました」と笑顔で当時のことを回想していた。 今後については「やっと夢、でっかい目標が叶って、いま次どこを目標にして頑張ろうかなと」模索している最中であることを明かし、4年後のロス五輪出場については「ほぼゼロに近いかな…。年齢が36なので、次回は」と話した。 「1年で結構柔道って変わっちゃう。1年1年どうかというのと、今はもう結構達成感がある。柔道は好きなんですけど、達成感がある半面本当にキツかったなというのがあって」と、素直な心境を明かした。 いまは練習で両膝にテーピングが欠かせない状況で「怪我が治ってどうなるか、考えたい」と話した角田は、「皆さんの応援のおかげで諦めず戦い抜くことができ、金メダルを取ることができました。これからどういう形でやっていくかはまだわからないですけど、今後とも応援よろしくお願いします」と締めくくった。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]