40代からの「コートの色選び」大事なのは、ブランドよりも色!そして軽さ!【レディース&メンズ大人のおしゃれ考】
大人世代になってからのコート選びって難しいものですよね。どこで買えばいいのか、どんなブランドを買えばいいのか、値段はどれくらい出すのが相場なのか、何色が正解なのか……。先日久しぶりにコートを買った40代ファッションエディターが、コート選びにおいて大事なことに気づいたのでシェアします。 【写真で解説】コートに変えたら、コーディネートもラクになった!
明るい色のコートをコートを羽織ったら、パッと顔色が明るくなった!
先日久しぶりに買ったコートがこちら。休日用のカジュアルなダウンコートですが、このコートを試着したときに「わぁ!」と声が出そうになるくらい驚きました。 なぜなら羽織った瞬間に、顔色がパッと明るくなったから。 普段は、黒やネイビーなどのベーシックカラーのコートをよく着るので、正直このペールイエロー(淡い黄色)の色にはあまり興味がありませんでした。でも、たまたまセール価格になっていたので(笑)、「どんな感じだろう、でもどうせあまり着ないかもなぁ」……と思いながらも試着だけしてみようと思ったのです。 そしたら、先述の想像していなかった結果だったんです。 その時に気づきました。年齢を重ねると、顔がくすんでくるし、肌もたるんでくる。だからこそ、明るい色のコートで顔を照らしてあげることが必要なんだと。 安心感や万能感から、つい濃いベーシックカラーのコートを手に取りがちですが、大人にこそ必要だったのは明るい色のコートだったんです。どこのブランドで買うか、値段をいくら出すか、長く使えるか、どんなデザインがいいか、何色のコートが万能か、についてはしっかりと考えていましたが、“顔色が良くなる”という視点では選んでいませんでした。
きれいめコートも明るい色に。そして、軽くて暖かいことも大事!
それに気づいて、クローゼットの奥で眠っていたコートを出してきました。きれいめなコーデに合わせるウールのコートも、つい黒に頼りがちでしたが、明るいベージュを積極的に着ていこうと思います。TPOが許すなら明るいきれいな色のコートもいいですよね。 そして大人世代のコート選びにおいて、もうひとつ大事なのが軽いこと! いくら暖かかったとしても、重くて肩が凝るコートは手に取らなくなってしまいます。 きれいめのウールコートならば、一枚仕立てのリバーコートがおすすめです。
高橋 香奈子