2大会連続で決勝で敗れたイングランド代表…サウスゲート監督が敗戦の弁を語る「ボールを保持できなかったことで…」
イングランド代表のギャレス・サウスゲート監督が、UEFA EURO 2024(ユーロ2024)決勝のスペイン代表戦を振り返り、自身の将来についても言及した。イギリス『BBC』電子版が伝えている。 【動画|3分ハイライト】スペイン vs イングランド UEFA EURO 2024 決勝戦 現地時間7月14日、ユーロ2024の決勝戦、スペイン代表 vs イングランド代表の試合が行われた。イングランド代表は1-2と敗れ、前回大会に続き決勝戦で辛酸をなめる結果に終わった。試合後、敗戦を喫したサウスゲート監督は「我々は決勝戦の最後までよく戦い抜いたと思う」と選手の健闘を称え、次のようにスペイン戦を振り返った。 「選手は粘り強さを見せたと思う。しかし今夜、我々はボールを保持することはできなかった。彼ら(スペイン代表)の方が試合をコントロールしていたし、それが主な違いだった」 「最後の瞬間に同点にするチャンスがあったが、ものにすることができなかった。このような試合では常に僅差となる。スペイン代表は今大会最高のチームで、勝利に値したと思う」 また敗戦の一因として、フィットネス上に問題があったことを挙げており、以下のように語った。 「大会に臨むにあたって抱えていた問題、延長戦の影響、この試合のようにボールを保持できなかったことで、肉体的な負担が大きくなったと思う。準決勝から回復する時間は1日少なく、我々に不利な状況となっていた。しかし、自信を持って戦わなければならなかったし、スペインの方が優れていた」 サウスゲート監督はイングランド代表監督としての契約が2024年12月に終了する予定だ。サウスゲート監督は大会期間中に自身の去就について「これが最後のチャンスになるかもしれない」と、ユーロ2024後の退任を示唆していた。対してイングランドサッカー協会(FA)は、同監督の留任を望んでいると報道されている。 記者団より今後の去就に関して問われたサウスゲート監督は、「舞台裏で適切な人と話し合う必要がある。公の場でそのことについて話すつもりはない」と答え、将来についての明言を避けている。
SPOTV NEWS