体の疲れが取れる「快眠枕」のつくり方。バスタオルを重ねるだけで完成、旅先でも
寝つきの悪い日が続くなら、頭の形に合った「バスタオル枕」をつくり、姿勢を整えてみましょう。寝具も開発している快眠セラピスト・三橋美穂さんに、「よく眠れるタオル枕と保冷パックのつくり方」を教えてもらいました。 【写真】簡単「バスタオル枕」のつくり方
頭にフィット!「バスタオル枕」のつくり方
質のよい睡眠のために欠かせないのが、自分に合った枕。 「合う枕がわからない人は、バスタオルでつくってみましょう。旅先のホテルの枕が合わないときにもおすすめです」(快眠セラピスト・三橋美穂さん、以下同) (1) バスタオル1枚を縦半分に折り、さらに横に半分折って4つ折りに。片側を首の長さに合わせて、約8~10cm幅に折り返す。 (2) 折り返した部分が内側になるように、半分に折る。 (3) 折り返しのある側を首側に向け、低ければフェイスタオルを下に重ねて高さを調整する。形ができたら、頭をのせて折り幅と高さを確認。 (4) バスタオル2枚を4つ折りにしてから筒状に丸め、中央より高くなるように両側に置く(横向きに寝るときは丸めたタオル部分に頭がのる)。 (5) (4)がズレないようにフェイスタオルを全体にかぶせる。これで完成!
寝つきにくい日は頭を冷やして快眠に
イライラや考え事で頭がさえて眠れないときは、頭を冷やすと寝つきやすくなるそう。 「前頭葉を冷やすことで、寝つきが早まったというアメリカの研究報告も。脳の代謝を減速させることによる作用で、不眠症の人でも寝つくまでの時間が平均13分短縮されたそうです」 お菓子や総菜を買ったときについてきた保冷剤をハンカチやタオルで包み、おでこにのせるだけでもOK。 「小豆の保冷パックをつくっておくと、頭の形になじみ、ほどよくひんやりして使いやすいですよ」
●小豆保冷パックのつくり方
100円ショップなどで買えるメッシュのファスナーつきポーチに、小豆1袋(250g)を入れて冷凍庫で冷やすだけ。頭にのせても、敷いてもOK。ちょうどいい冷却効果が20分ほど持続。
ESSE編集部