卓球・福原愛さんが引退会見(全文1)泣き虫じゃないもんって何回も思ったけど
後輩たちに伝えたい思いは?
テレビ東京:福原さんの選手としての原点はやはり泣き虫愛ちゃんといわれていた、あの小さいころの映像の様子だと思うんですけれども、今振り返って、そのころの、泣き虫愛ちゃんと呼ばれてたころの自分に何か声を掛けてあげるとしたらどんな言葉を掛けてあげたいですか。 福原:あのときは泣き虫愛ちゃんっていわれたりとかしてて、泣き虫じゃないもんって思ったことが何回も何回もあったんですけど、今振り返ってみると最後のリオのオリンピックのときもすごい泣いてましたし、やっぱり泣き虫だったんだなって。なので、泣き虫愛ちゃんだよって言いたいです。 テレビ東京:選手としての志だったり思いは今の後輩たちに託していくことになると思うんですが、これから先、日の丸を背負う後輩たちに何か言葉、思いを伝えるとしたらどんなことを伝えたいですか。 福原:選手として一区切りつけようっていうふうに思ったきっかけが、やっぱりもう私が選手として卓球界を盛り上げなくても大丈夫っていうふうに思えたことがすごく大きかったので、もう後輩たちには何も心配していないですし、彼女たちの持ち前の明るさと元気でこれから卓球界を引っ張っていってもらいたいと思います。 テレビ東京:では、これからについて伺わせてください。卓球とは関わり続けていくというふうにブログでもおっしゃってましたけれども、どういった形でこれから先、人生、卓球と関わって卓球界に貢献していきたいというふうに思っていますか。 福原:ブログでも書かせていただいたんですけれども、私はやっぱり生涯ずっと卓球に関わっていく卓球人だと思っているので、先輩たちから受け継いだこととかを後輩たちにつなげていったりとかっていうことも1つですし、Tリーグが、あしたから新しい卓球のリーグが開催されるので、もし私を必要としてくださる場所であれば卓球界貢献のために、できることをなんでもしていきたいなというふうに思っています。 テレビ東京:最後になりますが、国民のみんなが福原さんのことを妹であり娘でありというふうに思っていたと思います。最後、カメラの向こうにいる国民の皆さんに何かメッセージをいただけたらと思います。 福原:本当に小さいころから日本中の皆さまに支えていただき、応援していただき、愛ちゃん愛ちゃんっていうふうに呼んでいただいて、たくさんのパワーを私がいただきました。もうコートに立つことはないかもしれませんが、皆さんからいただいたパワーを今度はまた別の形で卓球界やスポーツ界に貢献していきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いします。 テレビ東京:ありがとうございました。代表質問はさせていただきます。 司会:ありがとうございます。それでは皆さまからご質問をお受けできたらと考えております。会社名、媒体名、お名前おっしゃっていただいたあとに、それぞれ質問を続けてください。大丈夫ですか。 福原:はい、大丈夫です。 司会:はい。