大坂なおみらが日本代表に選出、杉山愛監督「上位を狙っていけるチーム力が我々にはある」。11月に女子国別対抗戦BJK杯ファイナルがスペインで開催【テニス】
大坂なおみが日本代表入り
11月13~20日にスペイン・マラガで開催される女子国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ」ファイナルの日本代表メンバーが、9月15日に発表され、大坂なおみ(フリー/世界ランク75位)らが選出された。 【動画】大坂なおみ、シフィオンテクらが魅せたファイナル予選のベストショット集 今年4月に行われたファイナル予選でカザフスタンを3勝1敗で下した日本は、ファイナル予選進出を決めた日本。計12ヵ国によって争われるファイナル進出を決めた。 11月のファイナルには、日本のほかに昨年の優勝国であるカナダや準優勝のイタリア、ワイルドカードのチェコ、開催国のスペイン、予選を勝ち上がったドイツ、イギリス、オーストラリア、スロバキア、アメリカ、ポーランド、ルーマニアがの計12ヵ国が出場する。 トーナメント方式で行われるファイナルで日本は1回戦でルーマニアと初対戦。そのメンバーが15日にチームを率いる杉山愛監督から発表され、内島萌夏(安藤証券/同61位)、大坂、日比野菜緒(ブラス/同143位)、ダブルスとして青山修子(近藤乳業/ダブルス同44位)、穂積絵莉(日本住宅ローン/ダブルス同51位)の5人が選出された。 選考理由について杉山監督は、ランキングの上から声をかけていったとし、「フォーマットは変わりましたけど上位を狙える」と粘り強く選手と交渉。ほぼベストメンバーを揃え、「上位を狙っていけるチーム力が我々にはある」と自信をみなぎらせた。 4月のカザフスタン戦に続いて代表入りした大坂については、「望んでいるような結果は出ていないかもしれないが、いいとレーニンが詰めていることを考えると、全米オープンでも(2回戦で)負けてしまったが、上位を狙えるぐらいの実力がついてきている」とコメント。「勝つことが一番の良い薬。連続で勝てれば、3、4試合と勢いに乗っていける。それが彼女に今、必要なこと」と期待を寄せた。
Tennis Classic 編集部