HP、2025年に投入するPCの新製品を披露 Intel版「EliteBook Ultra」など次世代AI PCを本格展開
HPは1月6日(米国太平洋時間)、CES 2025の開催にあわせてビジネスPCなど複数の新製品を発表した。 【画像で見る】本体には深みのあるブルーを採用している Intel版「EliteBook Ultra」が登場 ビジネスノートPCのフラグシップモデルとして1月に投入するのが、14型OLEDディスプレイ(2880×1800ピクセル、リフレッシュレート120Hz)を搭載した「EliteBook Ultra G1i 」だ。 QualcommのSnapdragon X Eliteを搭載していた「EliteBook Ultra G1q AI PC」のIntel版で、プロセッサにIntel Core Ultra 5/7を採用することでCopilot+ PCに準拠している。メモリは最大32GB、ストレージは最大2TBまで搭載できる。他にも新しい約900万画素のWebカメラや、スタジオ品質のデュアルマイクとクアッドスピーカーを搭載している。 重さは約1.195kgからと軽量で、本体カラーには深みのあるブルーを採用したプレミアムモデルとなっている。タッチパッドには触覚フィードバックを搭載し、圧力レベルなどを活用した機能やジェスチャー機能が利用できる。 「EliteBook X」 「EliteBook X G1i」「EliteBook X Flip G1i」は、既に発売済みでAMDのRyzen AI PROを搭載している「EliteBook X G1a」のIntel版で、プロセッサにIntel Core Ultra 5/7を採用、Copilot+ PCに準拠している。 ディスプレイは14型で、最大で2560×1600ピクセルを選択できる。Flipモデルはディスプレイを奥に折りたたみタブレットスタイルで利用できる。Flipモデルの重さは約1.39kg、通常モデルは約1.18kgだ。 背後に画面をのぞき見する人がいると、自動で画面を見づらくする機能「Sure View」や、独自のセキュリティ機能などは引き続き搭載している。 「HP ZBook Ultra」 HP ZBook Ultraは14型ディスプレイを搭載したプロフェッショナル向けのモバイルワークステーションで、プロセッサにはNPUが50TOPSを超えるAMDのRyzen AI Max Proシリーズを採用する。メモリは最大128GB、ストレージは最大4TBまで搭載できる。 ディスプレイは2.8K(2880×1800ピクセル)のOLED、またはWUXGA(1920×1200ピクセル)の液晶から選択できる。 「Z2 Mini」 Z2 Mini G1aは小型のミニワークステーションで、プロセッサにはAMDのRyzen AI Max Proシリーズを採用するスリムでコンパクトなデザインから、ディスプレイの裏など、さまざまな場所に設置しやすい。最大128GBのメモリと最大4TBのストレージを搭載可能だ。
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