ナルカミが歴史的な快時計で圧勝 坂井瑠星「とにかく強かった」【京都4R・2歳新馬】
9日の京都4R・2歳新馬(ダート1800メートル)は、坂井騎乗で1番人気に推されたサンダースノー産駒のナルカミ(牡・坂口)が2着に2秒差をつけて大差勝ちを決めた。勝ち時計は1分51秒2(良)。 序盤のハナ争いを制すると、道中は前半5ハロン62秒6を刻むスローペースの逃げ。4角から楽な手応えのまま加速していくと、最後は2着馬プリンセッサをグイグイ突き放した。 鞍上は「強かったですね。この馬のペースで。特に言うことがないくらい、とにかく強かったと思います」とポテンシャルの高さを絶賛した。 ダート1800メートルにおけるJRA2歳レコードは2012年12月22日の阪神・2歳未勝利=不良馬場でタガノギャラクシーがマークした1分50秒9。これにデビュー戦、しかも良馬場で0秒3差まで迫る1分51秒2は歴史的な快時計だった。
東スポ競馬編集部