【新築マンションモデルルーム探訪記】タワマンならではの見晴らしと、ゆとりある住空間
新築分譲マンションは人気が高く、購入価格も上昇傾向。人生において何度も購入するものではないからこそ、知りたいその実態。そこで、新築マンションのモデルルームを見学し、最新情報をレポート。今回は東急不動産の「ザ・タワー十条」を紹介する 【新築マンションモデルルーム探訪記】タワマン間取りを写真でチェック
十条の魅力を高める、駅前再開発事業
持続可能な心地よい暮らしと環境貢献実現のために、新たな発想や仕組みを取り入れた環境先進マンション「BRANZ」を展開している東急不動産。「ザ・タワー十条」は、東急不動産と日鈇興和不動産とのJV(ジョイント・ベンチャー)による駅前複合再開発で誕生するタワーマンションだ。 JR埼京線十条駅は、池袋(直通7分)・新宿(直通13分)・渋谷(直通18分)を結ぶ利便性の高さが魅力のひとつ。駅北口には「東京三大銀座」のひとつである十条銀座商店街があり、懐かしくも活気ある風景が広がっている。「ザ・タワー十条」は、その十条駅まで徒歩1分の場所に建つ。さらにマンションから徒歩9分ほどのJR京浜東北線東十条駅を使えば、上野・東京・有楽町へもダイレクトにアクセスできる。 十条駅は、現在「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業(2024年度完成予定)」が行われており、「ザ・タワー十条」は、そのシンボルとなる地下2階、地上39階の再開発タワーだ。タワー基壇部には店舗などが入居し、5階から39階が住居フロアとなる。かつての十条駅周辺の、店舗や事務所、住宅が混在していたことによる交通混雑や防災上の課題を改善し、より魅力的な街へと生まれ変わるための再開発プロジェクトといえるだろう。
タワーならではの見晴らしと、ゆとりある住空間
池袋に開設されたモデルルームでは、76.73㎡(2LDK)のS-75Bタイプ、92.90㎡(3LDK)のS-90Aタイプ、そしてプレミアムクラスとなる127.37㎡(2LDK)のP-125B'タイプを見学できる。プレミアムクラスとは、38・39階のプレミアムフロアにある住戸で、リビング・ダイニングの天井が、ほかのフロアの住戸の基準より高かったり、廊下や浴室などの床をタイル貼りにしていたりと、特別な仕様が施されている。 S-75Bタイプは、リビング・ダイニングのほぼ中央にオープンキッチンを配した間取り。内廊下側のベッドルームと一体空間にすることで、さらにゆとりある居住スペースに可変できる。また、主寝室をバルコニーサイドに配置する設計のため、目覚めから就寝まで、高層階ならではの風景を眺められるところもうれしい特徴だ。なお、主寝室にはウォークインクローゼットと両開き戸のストレージを備えており、収納力も申し分ない。