キャンディーズ50周年に伊藤蘭さん「スーさん、ミキさんと歌を共有できる喜び」 紅白初出場、愛娘の趣里さんと「親子で皆さんを少しでも幸せに」
伊藤さん 幸い、家族が「本当、いいんじゃない」って、ライブを見た後も「良かった」とか。もう前に進むように、自然にそういう存在としてサポートしてくれる存在です。本当にそれはまさしくそう思いました。 娘の趣里も私にはできないことをやっている。努力家で、それが実ったんだなあっていうふうに思って見ています。親子で皆さんを少しでも幸せにする存在でいられるよう、頑張りたいですけれどね。 ―解散から41年を経て2019年、ソロとして歌手活動を再開しました。 伊藤さん 1人でステージに立ち歌いますが、ギターやコーラス、さまざまなミュージシャンと共演している実感が持てるのが、すごく楽しいです。一緒に音楽を作っている時間を大切にしたいです。 デビュー50周年を記念して発売した3枚目のアルバム「LEVEL 9.9」の中の曲「Shibuya Sta. Drivin’ Night」は、私にとっても異色の曲で、キャンディーズとは異なる、もう一つの私の世界ができた気がします。この曲がシングルのレコードになりました。
デジタル時代に、手作業でレコードをかけて聴く手間も、物としても残るっていうこともうれしい。たぶん若い方たちにも受け入れてもらえるんじゃないか。昭和とつながる感じがしますよね、はい!