【新日本】竹下幸之介ダブル王座戦制す 鷹木信悟の技すべて受け止めレイジングファイヤーで勝利
<新日本プロレス:WRESTLE KINGDOM19大会>◇4日◇東京ドーム 米人気団体AEW(オールエリートレスリング)インターナショナル王者の竹下幸之介(KONOSUKE TAKESHITA=29)がダブル王座戦を制した。新日本マットに乗り込み、NEVER無差別級王者の鷹木信悟(42)と2本のベルトを懸けて激突。11分42秒、レイジングファイヤー(旋回式ファルコンアロー)からの片エビ固めで仕留めた。 鷹木の頭突き、MADE IN JAPAN、パンピングボンバー、打撃技などをすべて受け止めきるとエルボーなどで応戦。リバース式フランケンシュタイナーも成功させると、必殺のレイジングファイヤーでトドメを刺した。竹下は「鷹木は強かったよ。でもよ、ここ数年のうちに自分も信じられないぐらい強くなりすぎた。オレが日本でもっとも強いと思っていた鷹木に東京ドームの舞台で勝っちまった」と自信の笑みを浮かべた。 DDT所属ながら、22年11月からAEWとのダブル所属として活動する竹下はジョン・モクスリー、クリス・ジェリコらとのシングル戦を経験。昨年10月にはインターコンチネンタル王者ウィル・オスプレイ、WWEから離脱したリコシェとの3WAY形式王座戦を制してベルトを獲得した。昨年12月28日にはAEWワールドエンド大会で元AEW NTN王者のパワーハウス・ポップスを下して防衛成功するなど米マットで知名度も上がっている。 竹下は「王者としてこの舞台に立った。オレの中ではAEWを代表しているプライドをみせたつもり。明日はまた違った戦い。NEVER無差別級王者としての戦いをみせる」と予告した。今日5日の東京ドーム大会では挑戦者に石井智宏(49)を迎えたダブル王座防衛戦を控える。竹下は「おい石井、お前を120%の力でぶん殴れることを楽しみにしているよ」と不敵な笑みを浮かべた。