48歳で第一子、今や「4児の父」になった男性の”分刻み”な日常。習い事に幼稚園、塾講師業…体力勝負な毎日を紹介
「“senior PAPA class of 2024”とプリントされたパーカーを買って、子どもを連れて歩くときに着るようにしています。効果は抜群でした!」 年齢のことでいうと、私は自分より若い保護者の方たちと話すことに慣れているので、パパ友、ママ友と交流することにも抵抗はないです。逆に向こうから気を遣って話しかけてきてくれるし、嫌な思いをしたことはないですね」 ■週1~2回のジム通いで体力づくり
「同窓会に行くと、同年代は定年になるのを一刻と待っているような、疲れ切っている人が多いと感じます。私の状況を話すとうらやましがられることもありますよ」 体力があり、4人の子育て真っ最中の後藤さんは同年代の方から見ると若々しく感じるのかもしれない。実際、週1~2回ジムに通う生活を7~8年続けているそうだ。日曜の夜、子どもを寝かしつけた後21時過ぎから行くこともある。ショートスリーパーなので、5時間ほど寝られれば十分だという。
「塾講師に多いタイプだと思うんですが、夜に活動するのは割と平気なほうです。ジムでの有酸素トレーニングや筋トレを続けてきて、かなり体も締まってきました。結婚してバランスの取れた食生活に変わったことも大きいです。独身の頃は適当な食生活だったので、妻と出会ったころは100キロ近く体重があったんですよ」 後藤さんはよく、ママ友や塾の生徒の保護者たちが「パパは仕事で手一杯で、なかなか子育てに参加できない。もう2人目は諦めた」と言う姿を目にしている。
「結局ママがワンオペになり、本当は2人目、3人目が欲しくても現状が大変すぎて諦めてしまう。社会全体での子育て、特にパパがもっと子育てに参加できるような仕組みを整えないと、子どもはなかなか増えないんじゃないですかね。 私も会社員時代は仕事漬けだったので、現役世代の気持ちもすごくよくわかります。今だからこそ、経済的にも時間的にも余裕を持って子育てができている。社会経験を積んだあとなのでちょっとやそっとじゃ動じないし、自分から情報を取りにいくことや、周りの人の力を借りることの大切さも知っている。