【高校サッカー滋賀全力応援】近江から天下を制す「草津東」応援したい5つのこと
「近江を制するものは天下を制す」 日本最大の湖・琵琶湖を有する滋賀(近江)の道は、戦国武将にとって天下へ続く道でした。その中でも、草津市は、東海道と中山道の合流・分岐の地であり、天下を手中に収めようとした時の権力者たちにとって、歴史上重要な場所でした。 その草津市にあるのが、12月28日に開幕を迎える第103回全国高校サッカー選手権大会に滋賀県代表として出場する草津東です。 草津東は12月31日の2回戦で神奈川県代表の東海大相模とUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで対戦します。 近江を制するものは天下を制す。滋賀代表草津東の応援したい5つのポイントを紹介します。
1.県内唯一のスポーツ集団
公立校でありながら、県内唯一の体育科を持つ草津東高校は「文武両道で明日をつかむ!」を学校スローガンに、競技力向上と進学の両立を目指しています。 国スポ強化指定クラブは、サッカー部を含む6つもあり、2025年の滋賀国スポでは大きな期待が寄せられています。また卒業生には、元水泳選手の大橋悠依さんなど、日本トップで活躍するスポーツ選手を輩出しています。
2.滋賀が誇るサッカーの名門校
サッカー部も滋賀屈指の実力。全国高校サッカー選手権大会には滋賀県内で最も多い過去12回出場。また2000年度大会では準優勝と華々しい活躍を残しています。そして今年10月・11月に行われた滋賀大会では、全試合を通して無失点。堂々たる優勝を果たしました。 滋賀県が誇る高校サッカーの名門が狙うは一つ。草津東初の選手権全国大会優勝です。
3.全国準優勝校を撃破!近江を制す!
「喉から手が出るほど優勝が欲しかった」牛場哲郎監督がそう振り返った滋賀大会決勝。相手は、前回大会で全国準優勝の近江。過去2大会連続、県大会決勝で敗れていた因縁の相手でした。 試合では前半から、草津東の武器である堅守速攻が光ります。堅い守備で流れを作った草津東は前半相手ゴール前の乱戦から波多野凛空選手(2年)が先制のシュート。さらに後半、中盤から一気に押し上げると、寺川剛正選手(3年)のパスから力石龍之介選手(3年)がゴールネットに突き刺します。 さらに焦りの見え始めた近江の隙をつき、ボールを奪った力石選手。鍛えた脚力でディフェンスを躱しつつ、そのまま相手ゴール前まで運ぶと、最後はループシュートを決め、結果3-0と快勝。近江を制し、3年ぶり13回目の全国出場を決めました。