【高校サッカー滋賀全力応援】近江から天下を制す「草津東」応援したい5つのこと
4.受け継がれる想い
草津東のグラウンドには「不撓不屈」の文字が掲げられています。牛場哲郎監督は草津東サッカー部の卒業生。この言葉は、牛場監督の高校時代の指導者であり、また現在ともに草津東を率いている恩師・小林茂樹総監督からもらった言葉です。 この言葉には「不撓不屈の精神でとことんやる」という意味が込められています。小林総監督の思いは、教え子であった牛場監督へと受け継がれ、現在でもシュート練習やトレーニングをとことん行う草津東の伝統は守られ続けています。 「恩師とともに全国へ行けることは幸せなこと。優勝に向けて、選手であった頃と変わらない不撓不屈の精神で立ち向かいます」
5.憧れを背負う主将
「草津東は誰よりもどのチームよりも輝かなくてはいけない」小さい頃からずっと草津東に憧れていた上原周キャプテン(3年)。念願の入学を果たしキャプテンを務めることになりました。しかし現実は厳しく、2大会連続で全国大会を逃し、現キャプテンとして強い責任を感じていました。 「もうこれ以上こんな思いはしたくない。憧れの草津東を守りたい」そんな想いで迎えた11月の全国高校サッカー選手権滋賀大会。上原キャプテンにとって高校生活最後の大会。自身もチームに貢献し見事優勝を決めました。 「ずっと苦しかった。だからこそ本当に嬉しかった。全国で多くの人を魅了するサッカーを発揮して頂点を勝ち取ります」草津東の初戦は12月31日に行われる東海大相模との2回戦。小さい頃、自分が草津東に魅了されたように、全国の舞台で多くの人を魅了することでしょう。 (取材・文 高校サッカー選手権民放43 社/日本テレビ)