「公務員の父」VS「会社員の母」! 家庭でのパワーバランスは父が高い場合があると聞きますが「収入の違い」は家庭にどのような影響を与えるのでしょうか…?
両親が共働きの家庭が年々増加傾向にあるようです。このような中で、収入によるパワーバランスにより、家庭にどのような影響を与えるかが気になることもあるでしょう。 この記事では、公務員と会社員の平均年収や給与に関する違いをまとめました。パワーバランスの高さが家庭にどのような影響を及ぼすかもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
公務員と会社員の平均年収は?
公務員と会社員の平均年収について、まずは表1を見ていきましょう。
※筆者作成 表1の結果を見てみると、国家公務員が最も年収が高く、会社員は最も低いことが分かります。ただし、会社員は年収の幅が広いと考えられるため、あくまでもここで紹介する金額は、平均値であると理解しておきましょう。 また、会社員と公務員には手当や給与の上がり方などにもさまざまな違いがあるようです。そのため、一概に上記のような年収の差が出るわけでない点も覚えておくとよいでしょう。
公務員と会社員の給与に関する違い
公務員の給与は、勤続年数が長くなるとともに上昇する傾向にあり、勤めている期間が長くなるほど年収が高くなるでしょう。例えば5年以上7年未満の国家公務員の平均給与は、1ヶ月につき23万4892円です。 対して10年以上15年未満になると、29万3883円と約6万円ほど高くなります。その後も、年数を経過するごとに年収が高くなるため、勤続年数は給与に大きな影響を与えているといえるでしょう。 対して会社員の場合、昇給したり昇進したりすることで基本給が上がることが一般的です。さらに、個人の実績によるインセンティブ制度が設けられている場合や会社の業績によって変動する場合もあるようです。 年功序列を採用している企業もあるようですが、公務員と比較すると年功序列で給与が決まることは少ないと考えられるでしょう。また、公務員の場合、扶養手当や通勤手当などを受け取れることもあるようです。 会社員でも支給されているケースは見られますが、諸手当は国家公務員の方が充実しているといえるでしょう。