料理家・栗原はるみさんが75歳ではじめた「人生を変えた習い事」
パーソナル・マガジン『栗原はるみ』の連載企画で「ギター」と出合い、毎朝の練習が習慣になったという料理家・栗原はるみさん。 「ギターをはじめて、人生が変わりました」。 70歳を越えてから、運命の習い事に出合うこともあるのです。「いつか」で留めていた希望を、今こそ実現してみませんか。 この年末年始は、運気的にも、何かをはじめる大きなチャンスのようですよ。 【画像】料理家が料理を習う!? 楽器を弾く? 習い事を楽しむ栗原さん
75歳でギターにはまる
「いつかこんな習い事をしてみたい」。誰にも一つや二つ、そんな希望があるものです。 つい「はじめの一歩」を踏み出せずにいるうちに、「もうこんな年齢になってしまったし、今から新しいことなんて無理かな……」と躊躇する人も多いのではないでしょうか。 料理家・栗原はるみさんは、数年前から「やりたいことリスト」をスマートフォンにメモしています。 「今まで忙しさに追われて、やりたかったけれどできなかったことがたくさんあります。この雑誌をきっかけに、新しいことにもどんどん挑戦していきたい!」 と、さまざまな習い事にチャレンジをはじめました。 語学の勉強もコツコツ続けるなか、75歳の時に雑誌の連載企画「学びの時間」で取り組んだのが、「ギター」です。 友人のミュージシャン、高桑圭さんを師と仰ぎ、以来練習を続けることはや2年近く。 「こんなに楽しいとは思わなかった。ギターをはじめて、人生が変わりました」と本人も驚くとともに、身近なスタッフも栗原さんの上達ぶりにはびっくり。 「毎日続けて、いつか皆さんの前で演奏できたらな、というのが密かな夢」 と言います。
料理家が料理を習う
また栗原さんは、「今まで心残りだったことをやっておきたい」と、フレンチシェフにオムレツ作りを習いにも出かけました。 「私が作るオムレツはあくまでも家庭の味。フランス料理のような、中がトロトロのオムレツは憧れです。この機会に思いきってプロに習ってみよう、そう思ったら、善は急げ、です」 料理家が料理を習いに行く。この潔さが、栗原さんらしいのです。 当日は、まず布巾を使ってフライパンを振る練習から。実際に何度か焼いてみましたが、さすが料理家。コツをつかむのがとても早く、見ているスタッフからは感嘆の声が。 しかし、 「う~ん。思うようなトロトロ加減に作るのは難しい。これはまだまだ特訓が必要」 あくまでもストイックな栗原さんでした。