米大統領選、銀幕のスターや人気歌手は多くがハリス氏支持 SNS時代に票を動かせるか
米音楽業界を巡っては、トランプ氏陣営が選挙運動で使用した楽曲を巡り、ビヨンセさんやロックバンド、フー・ファイターズが許可していないとして使用差し止めを警告。一方のハリス氏は、ビヨンセさんの「フリーダム」をテーマソングにして脚光を浴びており、対照的な状況だ。
■ホーガンさんはトランプ氏
「私は共和党員である前にアメリカ国民だ」。ハリス氏の支持をX(旧ツイッター)で表明したシュワルツェネッガーさんは理由として、トランプ氏が2020年の選挙で「選挙の結果を拒否した」ことを挙げた。トランプ氏が当選すれば、次の4年間で「より怒りが増し、分断され、憎しみは深まるだろう」と述べた。
トランプ氏については、俳優のデニス・クエイドさんやプロレスラーのハルク・ホーガンさん、企業家のイーロン・マスク氏らが支持を表明。SNSなどインターネットの影響が前回よりも増すとみられる今回の大統領選で、著名人の影響力がどういう形で発揮されるかは予断を許さない。(高橋寛次)