「-70kg世界最強決定トーナメント」のワイルドカードはブアカーオ。「またK-1のチャンピオンになる姿を楽しみにしていてください」【K-1】
K-1が6月11日、都内で会見を開き「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で開催される「K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント」のワイルドカードで出場する最後の選手がK-1 WORLD MAX 2004・2006世界王者のブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメーク)になることを発表した。 この日、カルロス菊田K-1プロデューサーは13日に開催される「K-1 FIGHTING NETWORK ROMANIA 2024」のためルーマニアに足を運んでおり、現地からリモートでの参加となった。 カルロス氏は「ここまでいろいろな選手と交渉を重ねてきた。その中で今、我々がベストだと思われる選手、ブアカーオ選手に参加していただくことになった。ここまで長引いてしまったのは申し訳なく思っている。ベストのワイルドカードとはなんなのかということを追求した。当然ながら、世界のさまざまな選手、日本人選手とも交渉した。その中で、ブアカーオ選手がベストだということになった」などとブアカーオに決まった経緯を説明した。また現在、ブアカーオはRIZINに参戦中ということもあり、RIZINへの感謝の言葉も述べた。
ブアカーオはK-1を通じて「今回再びK-1のリングで闘えることになって、興奮していますしうれしく思っています。オウヤン・フェンのビデオを見て、強い選手だとは思いましたが、自分にとっては全く問題ないです。私はいつでも闘う準備はできていますし自信もあります。今回のK-1の大会で再びチャンピオンのベルトを巻く力があることを証明します。K-1フアンのみなさん、私がまたK-1のリングで闘ってチャンピオンになる姿を楽しみにしていてください。頑張ります!」とのコメントを寄せた。 これを受け、カルロス氏は「42歳ということで、トーナメントに関していろいろなお互いの主張があったが、最終的には納得してサインをしてくれた。本人もメッセージ通り、強い覚悟を持っているので、いい試合をしてくれると思っている」と期待した。 対戦相手のフェンの反応については「これまで“ブアカーオ選手ではないか?”という噂がネット上で上がっていたので、本人も“問題ない”ということで準備万端に整えてくれている」とのこと。
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