ふかふかの布団で寝たいなら「布団乾燥機」の出番!自動モードでお手軽に…効果的に温める“2つのポイント”
「自動モード」を使いこなす
また、布団乾燥機のモデルによっては、使用目的に合わせた最適な温度・時間で稼働する自動モードが付いているものもある。 例えば、ふかふかな布団にすることを目的としたのが「あたためモード」。約3分半で温かくなるモデルもあるという。ダニ対策に特化した「ダニモード」は、50℃以上の温風を長時間送風することで、ダニを弱らせるそうだ。 「ダニモードの後は、掃除機やクリーナーで“ダニの死骸やふん”を取り除く作業も必要になります。それをしないと“アレルゲン”として潜んでしまうこともあるので、使った後もポイントです」 このほか、パワフルな高温風で一気に乾燥させるのが「冬モード」。寒い時期や布団を乾燥させたい際に役立つという。「夏モード」は温風で乾燥後に送風をすることで熱気を取り除き、布団内の温度を常温に戻すとのことだ。 温度・時間は手動でセットすることも可能だが、こういった自動モード搭載のモデルを選ぶと、より便利で使いやすいという。 なお、羽毛などのデリケートな布団は、高温で温めると傷んでしまう可能性もある。温度を低く設定する、短時間のみ使用するなどを気をつけてほしいとのことだ。 便利だと毎日使いたくなるが、電気代のことが頭をよぎる。 見並さんによれば、布団を乾燥させようと思うと一般的な目安として、コインランドリーは1回で約600円以上。クリーニングだと約5000円以上がかかる。 一方で、一般的な布団乾燥機は本体価格が1万円を超えるモデルが多いが、使用1回あたりの電気代は数円~だという。 「初期費用はかかるのですが、長期的にみると布団乾燥機の方が経済的です」
靴や洗濯物を乾かせるモデルも
また、モデルによっては布団を乾燥させること以外にも使えるので、よりお得になるという。 例えば、ノズルの先端にアタッチメントを装着することで、「靴を乾燥」させることができるモデルもある。靴を洗った後や雨で濡れた後、手早く乾燥させたい時に助かることだろう。 また、足元や自分の身の周りだけ暖める「スポット暖房」や、洗濯物を乾かす「衣類乾燥」として使用できるモデルもあるという。