潜在意識に働きかけて「なりたい自分」へ。セルフコーチング実践ワーク
自分の本音を知り、自分をねぎらう2つのワーク
「なりたい自分」が思い描けたら、いよいよ自分に問いかけるステップに進みましょう。 本書の5章では、自分の強みにフォーカスする7つのワークが用意されています。そのなかから2つをご紹介します。 <自分の本音に気づくワーク> 1)このワークに取り組もうとしている今の気持ちは? それはなぜですか? 2)何でもかなうとしたら、何をかなえたいですか? (一番変えたいものは何ですか?)おれはなぜですか? 3)どんな未来になったらいいなと思いますか? (来年はどんな1年にしたいですか?)それはなぜですか? 4)誰といる時が一番嬉しいですか? (誰といる時が一番嬉しかったですか?)それはなぜですか? 5)夢中になるものは何ですか? (これまで夢中になったものは何でしたか?)それはなぜですか? (『「なりたい自分」へ加速する 問いかけコーチング』172~173ページ) このワークを通して、「あなたが、あなた自身の本音を知ることは、自分への信頼につながる」と一条さん。 そしてもう1つは、自分をねぎらうワークです。 <自分に感謝を伝えるワーク> 1)3年前のあなたが、今のあなたに伝えたい「ありがとう」は何ですか? 2)3年後のあなたが、今のあなたに伝えたい「ありがとう」は何ですか? 3)今日のあなたが、今のあなたに伝えたい「ありがとう」は何ですか? (『「なりたい自分」へ加速する 問いかけコーチング』207ページ) 自分に伝えたい「ありがとう」を考えているだけで、「けっこうがんばってきたな」「がんばれそうだな」という前向きな気持ちになれるような気がします。 年の瀬に近づくにつれて、今年の自分やこれからの自分について考える機会が増えます。 「なりたい自分」を考えたり、上記のワークを試したりしてみませんか? 来年の抱負や今後の指針に入れたい項目が1つ増えるだけでも、大きな一歩と言えるのかもしれません。 ──2022年12月9日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 Source: 三笠書房
ライフハッカー・ジャパン編集部