【シーホース三河】横浜BCに連勝「タフな時間帯が続いても我慢できるチームになっている」久保田義章
「いいオフェンスがいいディフェンスにつながる」久保田
横浜BCとの2試合で躍動したのがポイントガードの久保田だ。GAME1で18点、GAME2で17点。シュート数も多く、得点に対する意識が強くなっているのがわかる。この結果について久保田は「オープンになったら打つ、リングにアタックする、そこは意識してやっています。それが得点に結びついたのかな」と話す。 「(GAME1の結果から)今日は横浜BCさんも強い気持ちで向かってくるのはわかっていました。前半はフィジカルにやり合う展開で、自分たちはオープンなシュートが入らない。それでも我慢できる力がついてきたんだと思います。(今日のような展開について)最近はライアンからセットオフェンスよりも、いい流れで入って、ボールを動かしてプレーするように言われています。今日はオープンなシュートは入らなかったので、ザック(オーガスト)のところを使うなど、場面によってインサイドからの得点を意識しました」 リッチマンHCが話すように、ディフェンスは自分たちでコントロールできるもの。しかし人間がプレーする以上、どうしてもオフェンスが影響してくる。それは久保田も認めている。それでも勝ち切れた今節の意味は大きい。 「やるべきオフェンスを遂行せず、タフなシュートで終わるとストレスが生まれてしまうもの。現状、ディフェンスに影響してくる部分はどうしてもあります。入るか入らないかは関係なく、いい形でシュートを打って終わればいいディフェンスにつながります。40分間、集中して自分たちのプレーを遂行できるようになれば、負けないチームになるはず。大切なのは、やるべきことを遂行し続けることですね」 昨シーズンはバイウィーク明けに大型連勝を生み出すことに成功した。苦しい展開でも勝ち切った今節を糧に、強豪がひしめく中地区でCS出場、さらに地区優勝を果たすためにも、ここから大型連勝を狙いたい。