ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」
果たしてどちらの評価が高いのか。 来オフ、メジャー挑戦が確実視されているヤクルト・村上宗隆(24)と巨人・岡本和真(28)。村上は2日の契約更改で「来季が日本でプレーする最後の年になる」と公言し、岡本も初めてメジャーへの思いを公にした。ともに来オフのポスティング移籍を視野に入れている。 ❤SEXYすぎるっ!!!❤ 村上と交際疑惑報道が出ていた超人気女子プロゴルファーを見る!!! 村上は22年に日本人選手最多となる56本塁打を放って三冠王を獲得。岡本は18年から6年連続30本塁打を放っている。村上は左打者、岡本は右打者と違いはあれど、一塁と三塁を本職とする長距離砲であることは共通している。 同じタイミングで海を渡るのならば、どちらの方が好条件を手にできるのか。メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏は「どちらもそれほど高い評価は得られないでしょう」とこう話す。 「結論から言えば多めに見積もっても、契約金やインセンティブを含めて3年総額3000万ドル(約45億円)程度ではないか。格安ではないものの、レギュラーが確約されるほどの期待値ではない。一塁手と三塁手を補強ポイントとする球団がレギュラー候補として獲得し、他の候補と競う形になるでしょう」 ア・リーグのスカウトは「一塁と三塁は打力が求められる。村上も岡本も本拠地球場が狭いだけに残した数字の割り引きが必要だし、打率が低い点も気になります」と、こう続ける。 「村上は通算打率が.270、今年は.244、昨年は.256。岡本は通算打率が.273、今年は.280、昨年は.278でした。メジャーで成功した松井秀喜は海を渡る直前の4年間、井口資仁は直前の2年間、いずれも3割をマークしています。メジャーである程度の成績を残そうと思ったら、日本以上に球速があって変化球も鋭い投球にコンタクトする技術が必要になる。ただ、村上の方が年齢が若くノビシロがあり、WBCで時速185.3キロの打球を放ったようにスイングスピードが速い。村上の方が高い評価を受けるでしょうけど、吉田正尚(レッドソックスと5年約135億円)や鈴木誠也(カブスと5年約128億円)のような契約にはならないでしょう」 前出の友成氏も「メジャーはハイファストボール全盛期。155キロ以上のスピンが利いた直球を高めにバンバン投げ込み、トドメに低めの変化球と、高低差で打者の目線を狂わせる。2人が対応できるかは疑問です」と話している。 ◇ ◇ ◇ ところで、岡本がメジャーに行くための「条件」はどのようなものか。また、本人が「入団を熱望する米球団」とはーー。意に沿う結果になるかどうか、村上にはない「アドバンテージ」も関係してくるという。いったいどういうことなのか。 ●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。