衆議院総選挙 激しい選挙戦が予想される岐阜3区 各候補者の週末の動き
27日に投開票を迎える衆議院選挙。与野党3つ巴の戦いとなっている岐阜3区は党の代表が岐阜入りするなど激しい選挙戦が展開されています。 6選を目指す自民党、前職の武藤容治氏は「大臣」の看板を背負っての選挙。当初は公務のため選挙区入りは限られるとみられていましたが、自民逆風への危機感もあり公示後少しでも時間があれば、岐阜に戻り、連日選挙活動を行っています。 ※武藤容治氏 Qきょうは東京何時に出てきましたか? 「さっき出てきたよ。選挙中はできるだけ戻らせていただいて、地元の選挙区も広いので回らなくてはいけない。わがまま言っていますけど、公務優先なのでわかりませんが、調整しながら。地元に帰ってきたときは状況を確認しながら皆さんに訴えなくてはいけない。短い時間の中で精一杯やりぬくしかない」 党への逆風があるといえども党県連では、現職大臣の武藤氏に対して、野党候補の比例復活を許さないと完全勝利を掲げています。 れいわ新選組・元職の阪口直人氏は「走るさかぐち」をキャッチフレーズに街頭活動を連日繰り返し知名度アップを図っています。横断歩道で信号機が変われば対向車線の歩道に回り、走る車両に手を振り続けています。
※阪口直人氏 「きょうの予定だと9時間半走るのは体力が必要なことだと思います。体力あります気力あります。皆さんの思いを阪口直人に伝えてください。それを国会に届ける姿勢でやっています。走るということを通して現場に行くこと、一人でも多くの声をしっかりと受け止めることを今後も続けていきたいと思いますし、当選できた後も自分自身の信条として、走れなくなったら政治家はお終いだという思いでやっています」 19日の夜には山本太郎代表が岐阜入り。与党を「経済音痴」と痛烈に批判し、支持を訴えました。 ※山本太郎代表 「今やるべきことは大減税なんですよ。社会保険料下げなくてはいけない。悪い物価高が下がるまで給付金を出さなくてはいけない」 選挙初挑戦となる国民民主の仙田晃宏氏の課題は知名度不足。2023年12月の出馬表明以降、街頭活動のほか、SNSなどで浸透を図り、若年層からの支持には手ごたえを感じています。