【身につけたモノが完売する“佳子さま効果”も…】佳子さま岐阜を初訪問 園児の出迎えに笑顔 「国際陶磁器フェスティバル美濃’24」に名誉総裁として出席
秋篠宮家の佳子さまが初めて岐阜県を訪問され、多くの市民が出迎えました。各地を公務で訪れる佳子さま。その先々で身につけたモノが完売する“佳子さま効果”も起きているようです。
生産量日本一を誇る多治見のタイルや陶磁器を見学
多くの市民や地元の子どもたちに迎えられ、岐阜県多治見市のモザイクタイルミュージアムに到着されたのは、秋篠宮家の二女・佳子さまです。 「何歳ですか?」という佳子さまの質問に、「5さい!」「6さい!」と答える子どもたち。1人1人と目線を合わせ、笑顔でお話をされました。 今回の佳子さまの訪問は、3年に一度岐阜県で開催される「国際陶磁器フェスティバル美濃’24」に名誉総裁として出席されるため。前回までは、姉の小室眞子さんが名誉総裁を務めていましたが、今回、佳子さまが引き継ぐ形で就任されました。
ミュージアム内では、多治見市笠原町が生産量日本一を誇るタイルの歴史や製造工程を見学されました。 虎澤範宜代表理事: 「『タイルってこんなにすてきなんですね』と、感想として言っていただけたのが本当にうれしかった。『もうしばらくここにいたいですね』とおっしゃっていたのでうれしかった」
次の訪問先、セラミックパークMINOでは、「国際陶磁器展美濃」の受賞作品や、障害のある人の作品展などを見学されました。 “ベロベロ怪獣”という作品を鑑賞された佳子さまは、「ベロベロ怪獣の舌の感じがすごく良いですね」と感想を述べられました。案内した永田空良さんは「しゃがんで一緒に見てくれたり、じっと見てくれて、うれしい気持ちになりました」と話します。
「国際陶磁器展美濃」でグランプリを受賞した作品を、ウクライナ出身の作者とともに鑑賞中、「また素敵な作品を作られるのを楽しみにしています」と言葉をかけられると、作家が涙を流し、佳子さまがとっさにご自分の“K”と刺繍された真っ白なハンカチを渡される場面もありました。
佳子さまの訪問に、地元の期待も膨らみます。 1929年創業の和菓子店「陶勝軒」では、観光客のお土産にと、モザイクタイルを模したお菓子を販売しています。 陶勝軒 小栗幾美さん: 「作るのに手間がかかるので、ほどほどに(売れてほしい)。佳子さまが来ていただくことで、この街で作られているタイルが、たくさんの人の目に留まってほしい」